#1-2 高校生で世界一周中の「やな」君(第2部:100万円の集め方(高校生編))
(図解は武内 宏伸 / 評価経済.com (@take08h) | Twitterによるものです。)
この記事は、プロ奢ラレヤーのVoicyを
文字起こししたものです。
プロ奢ラレヤーの奢られ日和
#1-2 高校生で世界一周中の「やな」君
第2部:100万円の集め方(高校生編)
第1部の文字起こしはこちらから。
Voicyの音源は、こちらから。
登場人物:プロ奢ラレヤー(以下:プ)
世界一周高校生「やな君」(以下:や)
プ:つーことで、一応タイトル
「100万円の集め方(高校生編)」
みたいな感じで、やるんですけども
やっぱ俺もね、いろいろツイッターと
かやっていると、
「どうやって金集めるんですか?」
みたいな事、聞かれるわけですよ。
色んな人から。
まあ、いろんな状況の人がいるわけ
だと思うんだけども。
何か、何やるにしても、お金がかかる
から。
まあ、確かにね。いろいろ、例えば
人望があったりとか、面白い企画が
あれば、お金が集まるっていうのは、
分かるんだけど。
集めたことがないから、実際どういう
風に(集める)、クラウドファウン
ディングするにしても、どういう企画に
したらいいのか?
どういう風にやったら、いいのか?
みたいなのが分からないから、
じゃあ、どうやって集めるんですか?
みたいなのを、僕に聞かれるんだけど、
結局、それは人によるからさ。(笑)
その人が出来る事が違うし、
その、持っている資質が全然違うからさ。
何とも言えないんだけど。
今回、やな君は、実際100万円集めた人
なんだよね。
や:はい。そうですね。
プ:100万円集め終わって今、ここに来て
いる訳だから。17歳だっけ?
や:はい。
プ:17歳の、高校2年生から集めたの?
や:そうですね。
プ:2年生から集め始めて、その時の集め方?
っていうのを、ちょっと聞いていきたい
と思うんだけど。教えてもらっていい
ですか?
や:あ、はい。ざっくり言うと、まずリアル
クラウドファウンディングというのを、
勝手にやって、1000円って固定して、
やりました。
プ:リアルクラウドファウンディングって
のは、要するに、そのクラウドファウン
ディングっていう。
まあ、なんだろう、キャンプファイヤー
とかサイトを使うんじゃなくって、
「俺、今クラウドファウンディングして
ます」って言って、金くれって感じでしょ?
や:ですね、直接もらう。
だいたい1000円で縛ってて、だいたい約600人
くらいから支援受けてました。
プ:600円、いや、600人から、1000円ずつ、
もらうの?
や:はい、600人から、もらって約60万円。
プ:確かに、計算的にはいけそうだね。
で、実際に何人からもらったんですか?
や:約450人から、もらいました。
プ:450人!!から1000円もらったんだ!!
や:もっとだったかも、しれないです。
プ:で、とりあえず、リアルクラウド
ファウンディングで45万円集めたの?
や:いや、60万円です。1000円で縛ったんですけど
もっとくれる人とかがいて。
プ:ああ、そっかそっか。
や:それで、それを合わせちゃうと、500人とか
450人とか なるんです差額で。だいたい
それくらいです。
プ:1000円ってねぇ。結構(低い金額)
や:縛ったんですけどね、
プ:もらうほうは、多くてもいいからね。
や:そういう考えになっちゃって。
最後、後半は。
プ:まあ、時間も無いしね。
や:はい。それで、まず60万円集めて、で、
残りの40万円は準備中になんか
「世界1周コンテスト」っていうのが
あって。
プ:はいはい。
や:それに挑戦して。
プ:どういうコンテストなの?
や:自分の世界1周の思いとか、
「こういう世界1周がしたい」っていう
のをプレゼンして。
プ:プレゼンテーションね。
や:投票で決まるんですけど。その順位とか。
プ:なるほどね。観客がいるわけだ。
観客とか、審査員がいてその人たちの
審査で、(順位が決まる)
や:審査員は全員観客なんです。
プ:そうなんだ。なるほど。
や:で、優勝したら世界1周航空券なんです。
プ:なるほどね。
や:で、その世界1周航空券がだいたい40万円
なんですよね。
プ:ほうほう
や:ぴったり40万円くらいで、(集めた)
60万円と40万円を足して、100万円集めた
ということです。
プ:なるほど。面白いですね。
なかなか、無いパターン。
これ、やっぱりねクラウドファウン
ディングやってサクッと集めようぜっていう
発想はだいたいみんなあるんだけども。
や:なかなか(集まらない)
プ:ね。
や:僕、本当に何も、知らなかったですから。
始めたとき。
プ:あ、知らなかったんだ。
や:本当に何も知らなくて、そのサイトの
こと自体もまず知らなくて。
プ:クラウドファウンディングって言葉は
知ってた?
や:その言葉を知らなかったです。
プ:知らなかったから、後付けで、
「リアルクラウドファウンディング」
って言い始めたの?(笑)
や:そうです。そうです(笑)
プ:あ、計算したら、100万円必要だけど、
とりあえず、1000円を1000人から集めたら
いけるやんって思って、(やり始めたの?)
や:そうです。そうです。
プ:1000人だったら、いけるなと思ったの?
や:思いました、思いました。
プ:なるほどね。
それ正しいね。1000人だったらいけるよね。
や:たぶん、いけました。もう、なんか
プ:時間の問題だけどね。あとは。
や:いや、一回リターンとかを設定した時が
あって、最初の方はリターンとか設定してて
リターンが上手く回らなくなっちゃって。
プ:なるほどね。
や:それが、自分の中ですごく失敗だなぁと
思っているんですけど。
そこから、ちょっと迷いとかがあって。
集めなかった時期とかがあったから
集まらなかったんですけど。
別に、たぶんもっと自分が始める前から、
経験積んでいて、プロジェクトしっかり
立てていたら、全然普通に集まってたと
思います。
プ:なるほど、じゃあ1000人から1000円ずつ
集めるプランは、わりとまだいけそう?
や:全然いけると思います。
プ:おお!というわけで、とりあえず、
ここら辺の集め方が、高校生編の
まあ、ある意味「解答」が出てきたけど。
や:あははは
プ:1000人から1000円ずつ集めたら、100万円
は集まるということで。
や:これのメリットっていうのは
プ:うん
や:まず、高校生だから。
プ:はい
や:色んな人たちが会ってくれるんですよ。
プ:なるほど、なるほど。
や:「高校生だから」っていう理由で。
プ:「若い」っていうだけで会ってくれると。
や:プラスあと、やりたいこととか伝えると
共感されやすいんですよ。
プ:なるほどね。「高校生が世界1周したい」
とか、「こういうことしたいぞ」というのを
言っていくことで、
一人から100万円だしてもらうのはなかなか
難しいけれど、まあ1000円くらいだったら
出してくれるんじゃないの?っていうね。
や:で、一番いいのは、それだけ「出会いが
増える」ってことだから。経験になる。
プ:はいはいはい。
や:めっちゃ学びが多いんですよね。
その「出会い」が。
プ:面白い人に会って、何か面白い話を聞いて。
それを吸収してって感じ?
や:そこが、一番のメリットです。
バイトとかだったら、ずっと狭い世界。
プ:(バイトは)最初の1週間ぐらいは面白い
んだけど、続けていくとやっぱり、新しい
ことが無くなってくるからね。
や:だから、そこで。
時給計算すると、やっぱりバイトの
方が効率いいんですけど。
プ:確かに。
や:でもやっぱ、自分の「どこに時間を割くか」
を考えたときに、その出会いとか、そっちに
目をやった方が、いいなぁと思って。
プ:確かに、自分に対して、1000円出してくれる、
人間と1000人会うって、かなりこれからの
人生で強いよね。
だって、1000円出してくれるってことはさ、
俺がやっていることってたぶん
「飯を奢られる」ことだけだけど、それと同じ
でさ。
それと、同じぐらいのことだよね。簡単に言うと。
や:そうですね。
プ:1000円出してくれる人間とどれだけ会っている
かっていうのは、たぶん、これから助けて
くれるはずだし。
や:うん。
プ:何か困ったことがあったら、べつに助けて
くれるし。飯奢ってくれるし(笑)
や:あはは、うん。
プ:まあ、そう考えれば。確かにそっちのほうが
「資産」としては100万円よりも、その1000人
の方が(価値はあるよね)
や:そうですね。そっちの方が、大きいなと
思います。
プ:100万円は使ったらある意味(それだけ)、
世界1周し終わったら、その「世界1周した」
っていう称号に変わっちゃうわけじゃない
ですか。
でも、その1000人っていうのは、ほぼ
半永久的に死ぬまで、ずっといてくれる
ものだから。
や:本当ですよね。
プ:そう考えると、確かに、強いですよね。
や:リアルクラウドファウンディングはなんか
結構、メリット大きいかなと思います。
高校生にとって、めちゃくちゃメリット
大きい、手段だと思います。
プ:はいはいはい。なるほど。
や:普通に、キャンプファイヤーとか通すよりも。
やっぱり、発信力とかないんですよ。
高校生は。
だから、リアルにやった方が
(いいと思います)
そこから、発信力とかついてくるんで。
プ:確かに。面白いですね。
や:メリットは完璧に大きいですよね。
プ:「お金ください」って言ってくる高校生
いっぱいいるんだけど。
結局、直接言いに来る人ってあんまり
まだいなくて。
や:そうですね。確かに。
プ:それって、じゃあ、(やな君みたいに)
目的が決まってて、僕が例えば1000円渡し
たときに、
「あ、この人は1000円渡したら世界1周に
使ってくれるんだな」ってわかっている
じゃないですか。
でも、(僕に「お金ください」って言ってくる
高校生は)他にあんまりいないのね。
僕、色々やっぱ話がくるけども、「僕に
ください。」とか。
クラウドファウンディングやっているんで
3000円出してくださいとか。
や:そういう話来るんですね(笑)
プ:いるいるいる。(笑)
たまに出すけど。
だけど、やっぱり直接来て、っていう人間は
あんまりいないから。
確かに、それは大きいですよね。
あ、でもやっぱ直接といえば、ちょっと
僕思い出したんで。
次これまたちょっと7分で切りますけど、
なんかねぇ。
僕、やな君始めて知った時に、面白いこと
やってたんですよ、実は。
何かね、今、やな君のツイッターのフォロワー
4000人くらいいるでしょ?
や:4600人くらいですよ。
プ:あれさ、別にその、なんだっけ、
ある程度後半にドカンと増えたのは?
や:あっちゃん。(の影響)
プ:そう、オリエンタルラジオのあっちゃん
(中田敦彦)に会って、、、みたいな感じ
じゃないですか。
それよりも前に(フォロワーは)割と
いたんでしょ?
や:まあまあ、2000人くらい。
プ:そうそう、そこのフォロワーの集め方が
なかなか僕、面白いと思っていたんで
次の第3部でお願いします。
第3部に続きます。