#2-3 静岡の大学生がバリまで奢りにきた!(第3部:「欲望がごちゃ混ぜになっていませんか?」)
(図解は武内 宏伸 / 評価経済.com (@take08h) | Twitterによるものです。)
この記事は、プロ奢ラレヤーのVoicyを
文字起こししたものです。
プロ奢ラレヤーの奢られ日和
#2-3 静岡の大学生がバリまで奢りにきた!
第3部:「欲望がごちゃ混ぜになっていませんか?」
第1部の文字起こしはこちらから
第2部の文字起こしはこちらから
Voicyの音源はこちらから。
登場人物:プロ奢ラレヤー(以下:プ)
静岡の大学生(以下:大)
プ:はい、OK
今、撮っているんですけど
何だっけ、えっと、今、あいさつ
してて。
大:はいはいはい。
プ:だけど目的は静岡市を活性化させる
ことで。
大:はい、そうです。
プ:それって。あいさつしてたら、いけん
のってみたいな話ですよね。
大:そうです。そうです。
プ:具体的にいうとそうだよね。
えっと、思いました?でも
そういうふうに今、僕が言って
何がありますか?その。
言いたいことは
大:結果的に先ほど、プロ奢さんが、
何か、事業やった方がいいん
じゃない?って。言ったじゃないですか。
プ:一般的に言えばそういう風になるよね。
活性化させようってなったら。
大:その思った事が「あいさつ」だとやっぱり
伝わりづらいかなって思って。
プ:うん。
大:何かニュアンスっていうか。
そのあいさつなら、まあ例えば、あいさつ運動
とかでも、やってますし、ただそれを路上で
やっているだけってとらえられてしまう。
それよりかは、路上クラウドファウンディング
とかで、自分自身、静岡で、例えば、ゲスト
ハウスを作りたいとか。
っていう風に、路上クラウドファウンディング
でお金を集めてった方が、それをがむしゃらに
やった方が、届きやすいのかなっていう。
プ:それ、何を届けようとしてるわけ?
大:例えば、え~っと。届けようとしている
わけ・・・
プ:届けやすいってことは、何かを届けようと
しているわけなんでしょ?
大:あ~~、そうですね。
あ、だから、その、僕が静岡市を活性化
したいっていう思いが。
プ:思いが届いたところで活性化しないよね。
大:あ~、なるほど。活性化・・・。その・・・。
え、何て言えばいいんだろう。。。これ。
プ:活性化とは?って感じ?
大:あ、そう。だから、そうなっちゃいますね。
そうなると。
プ:いや、どうなのそれは聞いてないけど。
あなたにとって活性化とは?(笑)
大:静岡市って、他県の人から見ると、あまり
こう静岡市何があるって、ポンっと出てこない
んですよ。
プ:言ってたね。さっきもね、それね。
大:そうなんですよ。そういう意味で、
観光客をもっと静岡市に取り込みたい。
プ:だけどさ、それを静岡市の人に言ってもさ
意味なくない?(笑)
大:あ~、そうですね。確かに。
プ:いや、分るよ。各県でさ、静岡の魅力を
めちゃくちゃしゃべってるやつあったらさ
まだ、ロジック分るよ。
あなたが、そこで静岡県の魅力を叫ぶ
ことで、もしかしたら一人くらい静岡に
行ってくれるかもしれないっていうさ、
そのロジックを静岡にいる人に言うって
言ったんでしょ?(笑)
それって、誰が(聞いてくれる?)
静岡にいる人に、静岡の魅力を説いたってさ
大:そうですね
プ:どういうロジックなの?あははは。
なるほど、なるほど。
大:自分が考えていたロジックとしては。
プ:はい。
大:僕が、静岡市を、その。静岡市の
みなさんに、静岡市のここすごいよと
いう点を聞いたうえで、自分がその
ツイッターとか、世界にどんどん
発信していく。っていう風に、
(思っています)
やっぱり、さっきプロ奢さんが言った
ように、結構、アバウト。
で、具体的なアプローチ方法がまだ
見い出せてないっていうところがやっぱ、
正直な部分。
プ:うん。
大:それでこの四日間やってきた中で、
そういう部分に気づいたってのは
あるんですけど。
プ:はい
大:アプローチの部分で、結構
迷っているというか。
プ:はい
大:その、何て言うんだろう。
まず、自分の中で、静岡市活性化
っていう風にうたっているんですけど
自分の活性化のイメージ的には、
静岡を、「自分をきっかけ」として、
まず、静岡市民を笑顔にしたいとか。
プ:はい
大:そういう目的があって、その、さっき
も言ったんですけど、静岡市って結構
何て言うんですかね。
まあ、事なかれ主義の人が多いから、
その中で、自分が力をいれて、静岡市
を活性化しようと。
プ:ああ、わかった。自分が静岡市活性化
っていうよりかは、「自分ありき」だよね
要するにね。
結局、勝手にさ知らないところで、静岡市
活性化したとことで、あんまりうれしくない
わけでしょ?
自分がやったから、静岡活性化したってのが、
欲しいんでしょ?
大:いや、だから、結局、その、自己実現欲求が
強すぎて。
プ:それじゃあ、まずいけないよね。
大:やっぱそうですよね。
プ:それは、また別々な話だからさ。
それは、混ぜちゃいけないと思うね。
混ぜちゃいけないっていうか、
混ぜると、それはよくわかんなくなるので。
静岡活性化させようと思ったら別に、
いくらでも、方法はあるわけで。
それこそ、お金ぶん投げれば、活性化
するし。
そん中で、結局それを自分がやった
結果、自分経由でっていう風になって
くると
それはもうさ、過程の問題果たしてたらさ
わかる?言っていること。
大:分かります。分かります。
プ:過程を追いかけちゃうとさ、結局、
結果を追い求めた結果ついてくるのが
「過程」だから。
大:う~ん。
プ:その過程ありきでやると、もうそれは、
何か「フィクション」だよね。
大:ああ。確かに、確かに。
プ:そう。あの、何だろうな。演劇と一緒
でさ、過程を何だこう、作っていく
ってのはフィクションだから。
で、ノンフィクションと、フィクション
の違いって何かって言ったら、結果を
求めた結果生まれたストーリーが、要は
「ノンフィクション」だよ。
大:そうですね
プ:あなたが求めているのは、割と
フィクションで
大:ああ
プ:その要は、「自分がこんなことしたから」
結局、静岡が活性化して、
「俺はやっぱすげえな」っていうのが
欲しいわけですか?
大:そうですね。
プ:それだったら、俺は今、会ったばっか
だからどっちが(いいか)ってわかん
ないけど、とりあえずそれはまた別の、
ものだから。
それは、分離させて、考えた方がいいと
思いますよね。
大:やっぱそうですよね。
プ:うん。だから、結局何だろう・・・
何をしてるんかよくわかんないから。
そう、一番それ致命的な話だと思うん
だけど。
あの、静岡を活性化したい活性化したい
ってのは分かったんだけど、、、
何か活性化させようとしてんのかなと
みたいなところがあって
大:そうなんですよね。
プ:いや、本当に、いい意味で活性化
させようとしたら、本当に事業回してさ、
何かもっと静岡を便利にしてさ。
大:ああ、はいはいはい
プ:何か、そういう事じゃん。
例えば、その、静岡何が有名なんですか?
静岡って何が有名なんですか?
何か、色々あるんでしょ?
それ、だからさ、それをより、外に出す
ような活動というか、事業やればいい話
じゃないですか。
本当はね。そこまで、要は何だ、たぶん
頭が回らないっていうよりは、何か
消しているわけじゃないですか。
その、「出来ない」からみたいな。
大:ああ、確かに。
プ:そういうのを見ていると、そんなにそれ
静岡活性化させたくないんじゃないの
ってゆうところが、俺は、見てて思ってて
どっちかっていうと、何だろうな、
「何者かになりたい欲求」みたいなのが
強いのかなっていうのを、観測したので
どちらかって言ったら、そっちメイン
じゃないの?っていう。
大:いや、そうですね。確かに、そうですね。
自己実現欲求が強すぎて、成り上がりたい
欲求が強いんですよね。
プ:はい
大:だから、静岡市活性化をだしに使っ
ちゃっているっていうか
プ:まあ、いいと思うけど
うまく絡んだらいいと思うけど、
うまく絡んでないからおかしなことに
なっているわけじゃないですか。
よくわかんないし、あいさつしてるし
うん。(笑)
大:確かに、そうですよね。
プ:だから、よくわかんないので、
もうちょっと、こう何でしょうね
別で考えればいいと思うな。
大:ああ、そのあいさつ以外で。
プ:成り上がりたいっていうのは、
僕はよくわかんないけど、
それをするのであれば、
何かもっとこう静岡一回切り離して
やった方がいいし。
大:ああ。なるほど。
プ:結局だから、今の理論で言うと、
自分が成り上がったら、
それに付随して俺が「静岡すげぇ」
って言ったら、静岡活性化するよね
っていう話じゃないですか。
さっきのクラウドファウンディング
の話とか聞いていると。
ってことは、別に何だ、静岡活性化
っていうのを別にやらなくても、
何だ、いわゆるその自己実現欲求ですか?
みたいなのを満たしてなんか何者かに
なった気分になってそこで静岡の宣伝を
すればいいっていう話でしょ?
大:う~ん。
プ:そしたら別に切り離していいんだよ。
大:あ~、はいはいはい。
プ:あんま多分、そんなに静岡愛感じないから
その、なんでしょう。
狂った地元愛かって言われたら、ちょっと今
大:あ~。
プ:あの、微妙なとこになってきたんですけど。
どうですかね。ちょっと切り離した方が
いいような気がしますね。
つーことで。話が一回終わったんで、
一回切ります。
大:は~い。
第4部に続きます