#10-3 ケニアの起業家!たまねぎの売人!(第3部:これからの「与信」について)
(図解はズカイビト@1ヶ月で27➡︎1000超 (@zukaibito) | Twitterによるものです。)
この記事は、プロ奢ラレヤーのVoicyを
文字起こししたものです。
プロ奢ラレヤーの奢られ日和
#10 ケニアの起業家!たまねぎの売人!
第3部:「これからの「与信」に「ついて」
第1部の文字起こしはこちらから
第2部の文字起こしはこちらから
Voicyの音源はこちらから。
登場人物:プロ奢ラレヤー(以下:プ)
ケニアの起業家:かわのさん(以下:か)
プ:赤玉ねぎのお話を、聞いた
ところで
か:はい
プ:え?今日は、僕、
変な話、すげぇ
楽しませてもらってん
ですけど。
だいたい、こうなんですけど
あのなんだろうな。
あれ、いつから、僕の事
知っているんですか?
か:フォロワー、2、3人とか、
それくらいの時ですね。
プ:じゃあ、どれくらい
前だろうな。
3、4か月くらいかな。
か:そうそうそうそう。
プ:じゃあ、結構前ですね。
か:はい
プ:やっぱ、どうですか?
アフリカで、いろいろこう。
ストリートベンダーのまあ、
いわゆるそういう。
何だろうな、スモールビジネス
じゃないですけど、
今日生きるためとか、
明日生きるためにこう、
短いスパンでやっていく
飯を稼いでいく。
ってのを、やって行く
じゃないですか?
その中で、やっていくと
僕とか、たぶん、アフリカ
じゃないけど、
日本人で、そういったこと
やっている。
何か、使えそうなところ
ありますかね?
いわゆる、その、何だろう。
僕がやっている事の中で、
本質的には、ほとんど、
同じだと思うんですけど。
やっぱ、似ているじゃないですか?
ジャンルが。
何か、ありそうですよね。
その、ストリートベンダーに
当てはめられるような事が。
か:ああ、そうですね~
プ:今日思った、話していて。
結局、ああいうのって、
仕組みじゃないですか?
か:仕組みです。
プ:なんで、一つ多分。
今まで無かった仕組みを、
ポンっと、入れると、
何か、めちゃくちゃ、利益が
上がったりとか。
何かありどうですよね。
か:そうですね~。
まあ、かなりの今の課題は、
キャッシュフローが、
めちゃくちゃ悪くて、買い
付けで売らなきゃいけない
のでお金がないとか。
値段が、高く上がっちゃった
時に、これを買うお金が無い
プ:あ~、なるほど、なるほど。
か:そうなんですよ。
これを、買ったら、もちろん
売値が高くなるんで、
利益は出るはずなんですけど、
そもそも、ここのキャッシュフロー
上がった分、買わないといけなく
なっちゃうとか。
プ:なるほどね、はいはいはいはい。
か:そこの、キャッシュフロー
プ:要するに、桃鉄ですよね?
だからね。
か:ああ。そうです(笑)
プ:桃鉄で、明らかに、
3億円で、利益率100%のものがある
んだけど、2億円しかないから、
これ、2月なのに、2か月しんどいから
絶対3億円返ってくるのに、買えない
みたいな。
か:そうですね。
プ:それ、たぶんすごいジレンマ
ですよね。
そういうところに、いかに
お金を回すかって事ですか?
か:そうですね。
プ:そう考えたら、やっぱりこう。
何だろう、フィンテックが、
結構きているじゃないですか?
そういうのが、もうちょっと
上手く回ればいいですよね。
貸付とか。そっか、そっか。
か:マイクロファイナンスとかも、
結構、アメリカの会社が、
ケニアに、ブランチを作って。
結構、数十億とか、
二桁億くらい調達して、
やっているのが、
何社もやっているんですよ。
プ:なるほどね。
か:もう、利率っていうんですか?
利子クソ高いんで、月利10数%とか。
プ:月利10数%!?
なるほどね。
それくらい、やってないと
難しいんだ?
か:だと、思いますね。
プ:なるほどね、日本とかは、
例えば、ちょっと、ズレますけど
お金貸す時って、どういう部分を
信用にするかって言ったら、
社会的な地位とか、どこの会社に
所属していて、サラリーマンか
どうかとかだと思うんですよ。
僕とか、借りれないんですよ。
変な話、絶対に。
で、俺みたいな人間が、アフリカに
いっぱいいるじゃないですか?
か:ああ、そうです、そうです。
プ:そうですよね?絶対、そうですよね。
だから、個人としては、小っちゃい単位
では、信用されているけど。
もうちょっと、大きくしちゃうと、
「お前、何者?」になっちゃう、
人間ばっかりだから。
結局、そこの、何だろう。
お金の、回りが悪いんですよね。
か:だから、そのマイクロファイナンス
のたぶん、与信の取り方っていう
ところは、
プ:与信は、これから、結構キーに
なってくる。
か:はい、めちゃめちゃ、キーになって
きますね。
プ:中国とか、すごいですもんね。今ね。
なんだっけ、すごいのやってますよね。
生まれたときから、ずっと、信用を
記録されているやつ。
か:え~。そんなん、あるんですか?
プ:そうそう。
何か、要はその、何か悪い事すると
その、数値が減ってしまって。
その、数値が何以下だと、これを
利用できないとか。
例えば、飛行機が無いとか
電車使えないとか
だから、すごい世界ですよね。
か:すごいですね。
プ:なんだっけ?
何とかウォン。
か:あ、ショーミーですか?
プ:かなぁ。分かんない。
すごいんですよ。
与信は結構、かなり
か:いや、そうですよね。
プ:まあ、日本もね、与信が出来てる
って言っているけど、結局やっぱ。
僕なんか、体感していて。
そうそう。僕、だって。
多分、2億円集めたら、集められる
自信あるんですけど、
銀行から、借りられる自信は
全くないですからね。
か:まあ、そうですよね。
プ:それは、だから、
僕が例えば、国際結婚してて。
ビザ貰うっつう時にも、信用が
無さすぎるから、全然出してくれない
んですよ。
か:へぇ~~。
プ:出すまでの、必要な書類の量が
他の人と全然違うんですよ。
か:あはははは。そうなんですか!!
プ:何か、経緯とかを書けとか。
写真を提出しろとか。
LINEを提出しろとか。
か:え~~~!
あ、本当かってこと?
プ:多分、偽装結婚防止なんだと思う。
か:マジっすか!
プ:そうそうそうそう。
か:え~~~。
プ:それが、何でかっていうところの、
一番の肝は何かっていったら、
僕は、まず住所が無いし、
会社に勤めてないっていうのは、
いわゆる「普通」じゃないから。
そういう人間は信用できないっていう。
弾き方をしているから、その
「普通」の中にいる人間には、
すごい優しいんですよ。
与信があるから。
だから、僕はたぶん、他の人は
知らないけれど、
例えば、スタートアップの
高卒、中卒で、これから
やっていく人間。
すごい、今、優秀じゃないですか?
で、ああゆう人間お金借りれない
状態なんですよね。日本って。
あの、簡単に言えば、国からは。
そこを上手くこう、VCとかが
やっているから、上手く
回っているけど
あれが、もっと国からとか、
もっと安定的に入るようになったら、
ものすごく、スピード上がると思う
んですよ。
か:そうですねぇ
プ:そこの部分が、与信をしっかり
するって、いうのがどの国でも
一番大事ですよね。
アフリカでも、すぐ、ポカーンと
行きそうですね。
か:いくと思いますね。
プ:だって、世界のどこかで
一つ、与信の仕組みが
ポンって出来たら、
それ、採用すれば
いいんですもんね。
日本って、絶対出来ない
ですからね。
すごいよな。
か:そうですね~
プ:例えば、ほら。
最近だったら、VALUとか
タイムバンクとかが、
いわゆる、与信じゃないけど、
最初の、与えるフォロワー数
とかで、やっぱり、
今まで使っていたものよりかは、
すごく、信用
か:そうですね。
代替性がありますよね。
うんうんうん。
プ:今までのやつは、ベタだった
じゃないですか。
ああいう、裁量が出来たら、
すぐに捕まっちゃうと思います
よね。
例えば、Facebookって言ったら
あれだけど。
インスタグラムとか、ツイッターの
フォロワー数で、与信ができるとか
ってなってきたら、結構、キレます
もんね。
か:キレます、キレます。
プ:それ、面白いなぁ。
なるほどね。
そこの、キャッシュフローの問題、
抱えている。
ああ、面白い話聞いたなぁ。
第4部に続きます。