#44-2 ウイイレのステータス最弱!?「年俸0円Jリーガー」(第2部:チームにおける評価されるべき人材とは&出版しましょう)
この記事は、プロ奢ラレヤーのVoicyを
文字起こししたものです。
プロ奢ラレヤーの奢られ日和
#44-2 ウイイレのステータス最弱!?
「年俸0円Jリーガー」
第2部:チームにおける評価されるべき人材とは&出版しましょう
第1部の文字起こしはこちらから
Voicyの音源はこちらから。
登場人物:プロ奢ラレヤー(以下:プ)
「年俸0円Jリーガー」
:あびこさん(以下:あ)
プ:去年、丸一年やって、
今年も続けていくんだよね?
あ:続けていきます。
41歳に2月になるから。
プ:41歳のJリーガーとして、やると(笑)
あ:2年目。41歳の2年目なんで。
プ:あははは。41歳2年目かぁ。
あ:去年、40歳なのに、ゴールとか運べって
言われてたからね。
ルーキー何ですよ、まだねって。
プ:あははは、面白いなぁ。
なるほどね、じゃあ、今年も続けていくと。
あ:そうなんですよ。
プ:どうなんですか?実際選手として、
一年間やってみて。
厳しかったりするんですか?
あ:いやもう、キツイ!
ほんと、これは大変。
これは、嘘とかなく、ホント大変で。
技術とか。そういうのを含めて。
やっぱり、若くないとダメ。
スピードも速いし。俺の、武器って何って
言ったら、「人間力」とか言えないもん。
プ:はいはい。動じない心とかね(笑)
あ:ただ、それがJリーガーになったことで、
イップスになったりとか。
ボール蹴るのが怖くなっちゃった時には、
これは、「辞めるかな」と思っちゃった。
プ:なるほどね~
あ:これはもう、人として自分の良さを
出すのは無理だってなっちゃって
年俸0円だからさ、食事とかもさ、
朝、寮のごはん食べて、それを
タッパーに詰めて。
で、梅干しと、海苔もらって、
お昼それを食べるっていう。
プ:あ、年俸0円だから、お金が無いっていうね
あ:そうです。そうです。
お金が無いから、そうするしかなかったの。
そしたら、19歳の同僚が、
「あびさん、そんなのダメだよ。
俺、奢るから」って言って
19歳にごちそうになってた(笑)
プ:なるほどね~
あ:で、平気でそれも「ありがとう」って
言えちゃうっていうのが。
プ:そうなんだ(笑)
あ:で、その時にそれなりの話をして、
1000円なら、1000円分返すよっていうね。
プ:ああ、面白い。
あ:で、そういうのをやっていくうちに、
何か自分の一個、ちょっと取れていった
俺って、失敗前提の人間だったの。
プ:まあまあまあ。
あ:1を0にする人間じゃなくって。
10を9する。9を8にするっていうその
微妙な所を可視化出来るのが、俺の
強みだから。
プ:ああ、なるほど。
あ:失敗10当たり前。そのちょっと9に
する、努力?
プラスにするのは、他の人に任せて。
俺は自分の中のマイナスをいかに減らして
それを見てもらって。「あいつ
やってんだから、俺らもやろうぜ」って
チームを奮起する材料にしてもらおうと。
プ:チームって、そういうことろある
じゃないですか?
なんかこう、どうしてもこの、
変な話、まあスポーツだったら。
スター候補のメンバーがいて、
その人たちばっかり、注目されるけど
何か「こいつがチームにいるから
全体が強くなる」みたいなことあると思う。
あ:そうなの、そうなの。
だからね、キャプテンが練習の始めは
フィジカル練習って言って、走るのよ。
凄い、夏って暑かったじゃん?
で、キャプテンがね、もう途中残り2本
ぐらいで、ダッシュ10本とかやるんだけど
残り2本くらいでもう辞めようと思ったん
だって、つらいから。
パッと見たら、俺スタートライン立ってる
から、辞めれなくなっちゃって、
「よし、行くぞ」みたいになって。
プ:あははは
あ:そういう効果がある。
「手、抜けないんだよね。
あいつがやってっから」みたいな。
プ:スポーツとか、まさにそれありますよね。
あ:だって俺、去年まで普通のおっさん
だったから。
プ:あははは。普通のおっさんが、練習
しているんだから、今まで、ブランクなく
やってた奴が。
あ:「手ぇ、抜くこと出来ないでしょ?」
って、言って。
プ:それは間違いなくいいですよね~
あ:それは、凄くねチームにとっては、
大きなポイントだったんじゃないのか
って、自分では、思ってたんだけど。
まあ、空気とか読まないから、
みんなが、すごいへたれてる時とか
勝手に手を挙げて、「おい、お前らさ」
って、言えちゃってた。
プ:ああ、まあまあ
あ:そういうの、選手にとっては、「やべぇ」と。
何か、違うから、何か彼らの持っている
良さを活かそうよみたいなんで、
こう周りが、すごく溶け込んでくれたと
いうか。信頼関係が。
プ:それは、重要な部分ですよね?
チームにとって。
あ:俺としては、それを出せたのが良かった。
プ:ああ、なるほど。
いや、面白いですね。
そういう役割をしてこなしてるんですね。
要は。
あ:そうなの、要は底辺の泥食って生きてる
みたいなのを見せて、
「綺麗なとこだけじゃないよな」みたいな。
サッカー選手、みんな派手に見えるけれど、
みんな苦しいじゃん、毎日。
手抜けないよね。みたいな。
そこを、全力でもっと俺が見せれば
選手の底上げ?が出来るかなと
プ:だからこそ、そこは
クラウドファウンディングでお金
集めれた訳じゃないですか?
その、自分は難しいし、こう一歩
踏み出せないけれども、
この人はやるつもりらしいから、
この人に、何か頑張ってもらって、
それを見て、俺も頑張ろうかな
みたいな。
あ:そう、そんな感じ。
プ:で、入ってみたら、チームの若い人間が
「おっさん頑張っているから、俺も
頑張ろうかな」みたいな
あ:そう、ホント、そんな感じ。
プ:いや、それは面白いですね。
そういうJリーガーがいても
いいですよね。
あ:で、みんなそれで、色んな
発信始めたりとか。
プ:ああ、なるほどね。
あ:ツイッターをやり始めたし、
インスタもやり始めたし。
プ:ああ、最近サッカー選手多いですね。
こう、小っちゃい有名じゃない人でも。
あ:そうそう。そうなの。
そういう人ほど、やった方がいいの
有名な奴は、やらなくても大丈夫なんで。
でも、Jリーガーは知られてない人が
たくさんいるじゃん?
彼らはね、趣向のね何に乗っているか
とか、どこに住んでいるかなんて、
みんな調べればだいたい分かるし、
だいたい、外車でしょ?みたいな。
でも、その人の頭の中が知りたいんだよね。
この人は、何を考えているのか?とか。
そういうのが、今の時代だと思うんで。
そういうのやっていこうよって。
プ:で、こうして今、会っているのも、
ツイッターだから。
あ:あ、そうだよね?
あ:そう。俺もそうなんだよね。
プ:知らなかったし。40歳で
Jリーガーになったとか。
知らなかったし。
それって、めちゃくちゃ面白いと
思うんで。
あ:広がったら、もっとこれ、
Jリーガーが会えるようになるから。
普通に考えたら。
興味持ってない人だったかもしれないし
どうやっているんだろうって。
俺より先に、何かやっている
人がいるって思ったし。
プ:いや、本当に、すごい面白いと
思うんで。
何か僕、協力できることがあれば
したいです。
あ:是非。ぜひして欲しいです。
プ:じゃあ、思いついたことどんどん
言っていこうと思います。
戦略を立てましょう。
あ:どんどん、お願いします。
出版しましょう
プ:今ね撮らない間に、話してたんですけど
Jリーガーになる前の、スポーツの
仕事について、一瞬話したんですけど。
選手のプランニングみたいなのに
携わったんですよね?
あ:そうそう。
プ:ああ、なるほどね。
あ:日本代表。今は、日本代表では
ないけれど日本代表に入るような選手を、
マネージメントした時に、彼の5年後
10年後。引退した後とかを、考えて
じゃあ、どうやればいいのか?
で、コメント取るにも、
コメント言う時に誰に向かって
言えばいいかとか。
インタビュアーに話さないで、
テレビの向こう側の人?に
届けたいメッセージって何?
とかってのを、やってたんだけど。
結局、俺のブランディング済んで
いないのに、他人のブランディング
のこと、言っているから。
ちょっと、これはどうなの?と。
プ:まあねぇ。
あ:で、ある程度稼げるような人。
例えば、1億円稼ぐようなプレーヤーに
そんな、いってない人間がじゃあ、
そんな事言える?みたいな。
ってなった時に、ちょっとこれは、
背伸びし過ぎじゃないかと。
色んな意味で。
お前、もう一回ちゃんとしろよみたいな。
プ:いろいろじゃあ、葛藤があって、
で、Jリーガーになっちゃうみたいな。
バグっちゃった?
あ:そう、一回バグっちゃった(笑)
プ:なるほどね、イヤなんか
ちょっと、話変わるんですけど
こう、去年は、あ、言っちゃって
いいんですかね?これ。
何か、チームの契約で、クラファンとか
色んなツールがありますけど、
そういうの禁止されちゃって。で、
身動き取れなくって。
で、結局あまり面白いことが
出来なかったっていう。
あ:いや、まずは、やりたかったこと?
プ:うん。
あ:クラウドファウンディングもそうだし
例えば、Jリーガーであると、
ピッチに立つために、例えば、
40代の男が履いて、体に悪くない
スパイクをクラファンで作って。
40代の人みんなで履けるように
何かやるとか。
何か、そういう事考えてたんだけど。
プ:それは、面白い。
あ:でも、結局、色々なんか
その人たちが考える。
Jリーグクラブのスタッフが考える、
領域を超えちゃっていると、
ハンドリング効かないでしょ。
プ:うん。そうだね。
あ:コントロールしたいんだよね、彼らは。
プ:そうですね。分かんないところで
やられちゃうと、怖いから。
あ:そう。で、「クラファンって何?」とか
「オンラインサロンって何?」みたいな。
分かんない中で、全部一緒に見えるから。
「ちょっと、それ辞めてくれ」みたいな。
なって、結局何にも出来なくって。
そうすると、一選手と変わらないから。
で、生き様ばっか見せてても
しょうがなくって。
ホントは、色んなアイディアもって
やりたかったけど、出来なかったから
今年はやろうかなと。
プ:ああ、それはちょっと楽しみですね。
クラファンってのも、たぶん色々、
やり方があると思って。
その、40歳の人のためのスパイクとか。
そういうの、全然面白いと思うし。
クラファンを使って、何かするって
一番何か視覚化できるっていうか。
いくら集まっているとかで。
話題になりやすいっていうのが
あると思うんですけど
僕、たぶん一回本出した方がいいと思う
んですよね。
あ:本?なぜに?
プ:まずその、(Jリーガーに)なるって
決める前の、自分のやってきた仕事?
あと、その高校時代にどういうサッカー
やってきたかとか。
何で、あきらめたのかとか。
それこそ、すっごいね、
こうセンセーショナルというか。
40歳でJリーガーになっちゃうみたい
なのって、何かこう、漫画っぽい
じゃないですか?
夢があるっていうか、現実にしようと
思ったら、難しいわけで。
でも、それをやっちゃっているわけで。
かつ、1年間プレーして。
J2ですか?
あ:J2ですね。
プ:J2ですもんね!
あ:しかも、過去最高10位だったから
その所属クラブがね。
プ:そういうことを、もう持っちゃっている
訳だから。
それを、まずこう綺麗な、本にして。
で、何だろう。そうすると、けっこう
便利なんですよ。
色々、本があると、説明がしやすくて
あ:そうね。そうね
プ:それが、すごい響くから。
それを元に、なんかこう。
クラファンするにしても、
リターンで使えるじゃないですか?
あ:そうね。その本が使えるね。
プ:だから、自分で、買い取って、
例えば。
あ:そうだよね。
プ:100冊くらいあったら、
リターンすればいいし、
ま、それだけでも売り上げになるし。
そういう手はいろいろあるし。
たぶん、本屋さんに置けないタイプの
本だと思うんですよ。
あ:そうか。一つ、色んな意味でツールに
ちゃんとなるとは思うんで。
プ:それは、すごい面白いと思うし。
だからこう、マネタイズうんぬんという
よりは、やっぱりこう。
今あるもので、上手くやってないことを
上手いことやっていく。
それこそ本なんて、自分で書かなくても
出版社さえ捕まえて、自分の思いを喋って
まとめてもらえればいいんで。
それはたぶん、僕の知り合いとかいるから
もしその人たちにメリットがあったら
僕はたぶんイケると思うんで。
あ:まあね、向こうが面白いと思って
くれなければ、意味が無いからさ。
プ:僕はだから、それはたぶん普通に
売れる本作れると思うんで。
売りますけど。
そういうのたぶん結構、やると
変わりそうですよね。
本なんか、一番わかりやすいし。
あ:確かに。今年、またね。
選手やりながらそういうのちゃんと
売りだせるっていうのが。
それは、でも絶対面白いなぁ。
プ:ファンイベントとかっていうと、
やっぱ、サッカー選手として
やると、結局プレーとか。
見ている側は、あんまり関係ないから
だから、やっぱそこは違う部分というか。
違う部分で、人が集まってくるような
ものがあると思うんで。
そこから何か、こうチームの役割
としては、この人がいると
何かこう、面白い話がくるなとか
すごい例えばですよ?
面白いメシ会が組まれているとか。
あの人のチームに行こうとか。
その楽しいから、行った方がいいよみたいな。
そんなのほら、何だろう。
東南アジアのチームにいくと、めっちゃ
マネーが入るとか。
そんなのとあんまり変わらないと
思うんですよ。
本田圭祐がミラノ行って、
めっちゃジャパンマネーが入ってくるとか
そういうのと、あんまり変わんないと
思うんで。
そういう面白い、こいつがいると、サッカー
以外の部分で、メリットがあるから、
置いておこうとか。
あ:そうだね、意味があるよねってなるね。
プ:そしたら、出場のチャンスとかもあるし
あ:そういうことだよね。確かに
プ:そしたら、上手くなるし。
けっこう、そういう部分なんじゃないかな。
あ:物販とか、ツールが一個あるだけで
それを起点に、いろいろ広がりが
持てるよね。
ああ、でも面白い。いいね
プ:それはたぶんやりようがあるし。
その後にも、つなげやすいですよね。
クラウドファウンディングするにしても
あ:そうだね、色々つなげやすいね。
プ:僕、こういう人間です。
って、言いやすいし。
そういうの、結構やりがいあるなと思って
第3部に続きます。