#46-3 超絶ニッチで食っていく!?「へそフェチ漫画家」(第3部:石油王を捕まえろ!&おわり)
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プロ奢ラレヤーの奢られ日和
#46-3 超絶ニッチで食っていく!?「へそフェチ漫画家」
第3部:石油王を捕まえろ!&おわり
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登場人物:プロ奢ラレヤー(以下:プ)
へそフェチ漫画家
:石川ヒロヂ(以下:石)
プ:まあ何か。結構クリエイターのその、
収入とか、なんだ、活動する上での、
予算とかね、そういうのって結構
最近個人で、やっていく人が多いわけじゃ
ないですか。
出版社だけじゃなくて。
石:うん。
プ:まあ、漫画に限らずだと思うんですけど、
You tuberもそうだし。
そういうので、やっぱ、今何か問題とか
あるんですか?
やっぱ、こう難しいなぁというか。
石:ええっと。そうだなぁ。
難しいなぁっていう部分は、ないですけど。
プ:うん。やっぱ、今はやっていけているんだ?
石:そうですね。自分の場合は、ありがたいな
って感じですけど。
やっぱ、ニッチっていう部分は現状あるから。
プ:まあ、そうですね。(笑)
スーパーニッチだと思います。
石:あの、100人に知れ渡って、1人に刺さるか
どうかとか、そういう世界じゃないですか。
プ:ああ、たぶん、もうちょっとあると思います。
石:もっと、刺さらないですかね?
プ:たぶんね、2000人に1人じゃない?(笑)
石:マジか!(笑)あははは
プ:僕のその、感覚だと。
石:ああ、そしたらまず、最低でも、まずその
単純に今の芸風でっていう形で、もう
2000人の分母をどんどん増やして。
プ:そうですね。そっか、増やすか~
増やすってなったら、たぶん、そうですね。
相当なインパクトが必要になってきますよね。
石:そうなんですよ。インパクトでもっと
増やして、その2000人から、また1人を
どんどん刺していってって感じで
増やしていって。
プ:うん。
石:そこからまた、チェンジして、もうちょっと、
2000人から1人ではなく、1000分の1、
500分の1に刺さるような。
やり方も考えていかないとなと思って
いるんですけど。
プ:なるほどね。すごい、熱量のある話で(笑)
なるほどね。
石:はい、ホント、へそでね。
社会を変えたいんですよね。
プ:へそで社会を変えたい(笑)
あははは
石:今、社会に根付いている、「へそ感」を
変えたいんですよね。
プ:「へそ感」って何?
石:へそ感って、この、何ていうか、
このとりあえず、へその緒が取れた跡でしょ?
みたいな。
プ:ああ。へその、へそに対するリスペクトが
足りないと。
石:そうです、へそに対するリスペクトが。
そう、リスペクトが足りないです(笑)
プ:ああ。なるほど。
そこから、全てが始まっているわけです
もんね。
石:そうですよ。
プ:なるほどね。
石:おへそが大切って、気づくのが、大切です。
プ:なるほど、なるほど。
それは、やっぱ、ファンの人って。
今の、さっきのファンボックスは、
ファンの人数ってどれくらいなんですか?
石:人数でいうと、どれくらいかな?
えっと、80・・・
今、現在でいうと、80人前後くらいかな?
プ:ええ、すごいなぁ。
80人がそうやって、ハマってくれているんだ。
石:そうですね。
プ:すごいなぁ。なるほどね。
じゃあ、それがどんどん増えていって
くれたらいいよね、っていう話ですね。
石:そうですね、それは。
プ:それは、まあ、要するにへそ好きが
増えれば、その中に、それを登録をする
人が増えて、
で、収入が上がれば、よりへその
あのなんだ、予算が上がるというか。
石:そうです。
プ:へそに対して掛けられる予算が、増えるんだ。
石:そうなんですよ、そしたら、モデルさんとか
3次元の方にも。
プ:なるほど。
石:ギャラとかお支払い出来たりするから。
プ:なるほどね。
石:(お金が)回せるようになるんですよね。
プ:だから、ニッチの王道戦略って、
人数を増やすっていうよりは、
めちゃくちゃ大資本の中で、へそフェチの
やつを捕まえてくる。
石:うんうんうんうん。
プ:さっきのほら、外国人で10,000円払って
いるやつみたいな。
石:はい
プ:そういう所に、ボンッと刺して、
で、何か作品とかを、デカいのをやっちゃう
とか?
石:なるほど。
プ:結構、グローバルだと思うんですよ。へそは
石:なるほど。うんうんうん
プ:だから、たぶん。漫画もそうですけど、
あんまりこう、ローカルに留まらないと
いうか。
勝手に漫画も、外国人にリーチしているし。
そっちの路線で行くのが面白そうだと
思いますね。
何か、アラブの石油王とかで、たぶんへそ
好きいるわけじゃないですか?
石:絶対いますよね?
プ:うん。その辺に上手く、タッチ出来たら、
もう、それだけで、あの何だ。
予算も取れるし。
石:はい。
プ:そういう、路線の方がたぶん、いきやすい
からっていうか。
石:ああ。
プ:戦略的には。
石:はい
プ:やっぱり、事実ね。
たぶん、一人の人間で、ここまでニッチな
分野で、どれだけ100年使ったからといって
へそで、現実に考えてね。
へそで、やっぱ浸透させるのは難しいから。
石:うん。
プ:たぶん、とても。
だから、まあ可能性があるんだったら、
もう、今の段階で、あと5年以内くらいに
その辺の大資本で、めちゃくちゃその作品を
好きだって言ってくれる奴に、
出会って、もしくは見つけてもらって、
で、そこを起点に、まあ、物販するみたいな。
それが、たぶんもうMAXだと思うんだよね。
石:ああ。
プ:それをやれるんだったら、もう無限じゃん?
アラブの石油王がいくら出すかは知らない
けど(笑)
石:いや、無限ですよね(笑)
プ:うん。無限だとは思うよ。
そういう、こう面白い戦略をやっていきたい
ですよね。
石:アラブ系のSNSとか、ちょっと調べて。
プ:うん。俺は、そっちの狙い目は、
へそってさ、どうなんだろう?
ムスリム圏とかって、肌露出しないじゃん?
石:しないですね。
プ:だから、へそとかも、
すごいリスペクトというか、
日本とかよりは、ものすごいセクシーな
ものだから。
石:うんうん
プ:肌、そのものが。
石:そうですね。
プ:そういう所が、たぶん。
めちゃくちゃ、稼げるような。
たぶん、そこの国では普及しない
かもしれないけれど、
日本国内で、普及させるために。
石:はい
プ:予算がって言われたら。
石:そうですね。
プ:全然、予算出るでしょう?(笑)
石:いや、出るでしょう?
プ:それは、やっぱね、
クラウドファウンディングとかで
集めるのは、厳しい世界観なんですよ。
石:ああ。なるほどね。
プ:そうそう。だから、
あのデカいところの資本を引っ張ってきて
個人から、引っ張る。
しかないですね。予算的に考えたら。
石:なるほど。
プ:そしたら、いろいろできるじゃないですか?
別に、本屋に並べるかどうかは、置いて
おいて。
何か、すごいこう、PR打ったりとか。
石:そうですね。
プ:うん。露出を増やすことが出来るので、
それを続けていくしかないですよね。
結局、性癖って、幼い時にだいたいこう、
芽生えて
石:はい。
プ:それが、大人になってやっとこう、
お金を持って、そこにお金をはけ始める
わけだから。
石:うんうん。
プ:だいぶ、やっぱ。
20年後じゃないですか?要するに。
石:はい。
プ:あの、単純計算したら。芽吹くのって。
石:はい。
プ:そういうの考えていくと、
何喋っているか、分かんないですけど。
石:あはははは
プ:へその性癖を・・・
何の話しているか、分かってない
ですけど(笑)
石:プロ奢さんが(笑)
プ:へその、性癖がね。
へその人を増やすには、やっぱりね
それぐらいの覚悟がたぶん必要に
なってくるわけだから。
石:はい
プ:やるんだったら、そのルートが
まあ、今のところ、僕が思いついた限りだと、
有力かなという感じがしますね。
石:ああ、ちょっとその辺への攻め方とかを
考えた方が、良さそうですね。
プ:漫画って、でも強いですよね。
石:漫画は強いですね。
プ:常に、リーチしているでしょ?外国人に。
それ、どういうきっかけか分かります?
どっから、見つけたんだろうね?
石:やっぱり、そうだなぁ
(へそが)英語でネイブルとか、
ベリーボタンとか言うんですけど、
たぶんそっから、検索して、
辿りついているか。
プ:ちなみに、そのへそ漫画でここまで
描いている人って、他にどれくらい
いるんですか?
石:他に・・・
僕が、知っている限りで、数人いますけど
プ:数人(笑)
石:片手で数えるくらいいますけど。
プ:自分はちなみに、どれくらいの
ところに入ると思っていますか?
へその漫画だとして、へその漫画だけに
限ったら、全然トップランナー?
石:ああいや、もうもちろん自分では、
そう思いますね。
プ:おお!なるほどね。
それは、すごいですよ。
へそ界の、しかも漫画っていう、
結構、大きなジャンルで。
トップ取れるとなったら、間違い無く。
資本引っ張れますよ。
石:そうですね。
まあ、クリエイターは自分でその自信無いと
やってられないんで。
プ:まあ、そうですよね。
石:何で、私は、はい。
トップだと思っていますね。
プ:いや、すごいなぁ
これは、でも、分かんないですよ。
何が、あるか。
石:そうですよね。
いやこれからもね、どんどん新しいことが
僕が続ければ、続けるほど出てくると
思うんですけども。
そういうの、嬉しいんですけどもね。
プ:あはははは
こんな、へそについて考えたこと無かった
けどね、俺。人生で(笑)
石:そうですよね~
プ:これ、いいきっかけになりましたよね。
石:そうやって、ちょっと人の潜在意識の
泉みたいなところに、小石を投げて
波紋が広がる感じがね。
プ:なるほど、なるほど。
それで、僕がね数年後くらいに、
「俺、へそ好きかもしれない」って
なっているかもしれないと。
石:プロ奢さん、だって女の子と何かある
時とかね。
プ:へそに目覚めちゃうかもしれない。
石:今までだったら、ただスルーしてた
かもしれないけれど、僕と会ったことで
ちょっと、見ちゃうかもしれない。
プ:なるほど。へそ・・・
へそにも寄ってみようかしらみたいな。
石:ていうか「もしかして、へそちょっと、
いいかもしれない」って。
プ:あははは。まあ、そんなことは、
無いと思いますが。
何をしゃべっているのか分かんない。(笑)
おわり
プ:はい、じゃあ、今日はありがとう
ございました。
石:ありがとうございます。
プ:あはは。へその・・・お話を。
石:はい。プロ奢さん、ちょっと、
新しい価値観に触れて、狼狽している様が
面白いです。(笑)
プ:ええ、そういうのあるんだなと、
あんまり、意識しなかったから。
石:はい。
プ:それはいいと思うんですよ。へそって。
石:うん。
プ:やっぱ、ないがしろにされているというか。
石:ないがしろにされ過ぎなんですよね。
プ:うん。そういう、何だろう。概念。
あんまり意識してることないし。
言われたら、確かにそういう人がいるんだな
というか。
ってことは、まあ。
そういう、言われたら分かるんですよ。
確かに、言われたら、そこにそういうのを
感じるっていうのは。
ああ、なるほどとは思うけど。
今まで、自分でふと考えたかというと、
やっぱ考えないから。
そういう価値観は、ちゃんと。
色んな所に蒔いていくっていうのは、
すごい大事かなって。
石:好きなものとか、すごい美味しいものとか、
人に紹介したくなるじゃないですか。
で、僕はもう、それで、生まれたときから
そんな価値観で生きているから。
プ:そうですよね。
石:自分の愛するものの良さというものを、
もっと、色んな人に知ってもらいたいん
ですよ。
プ:なるほどねぇ。素晴らしい。ふ~ん
石:もうね、僕の場合はホント、
自分がへそに人生、捧げちゃっているんで。
プ:そうですよね。(笑)
漫画描き続けて、もう7年ですもんね?
漫画をね。へそ一筋で。
石:一筋で(笑)
プ:ヤバいんだよな~。それ。
人生なんだよな~、へそが。
石:色んな、編集者さんとかに
「もっと他に、マスに向けろ」って
言われたんで。
プ:あはははは。俺は、へそにしか
向けられないと(笑)
石:はい。あんまり「マス、マス」と
大衆化を言う人とは、喧嘩しちゃうん
ですけど。
二人:あはははは
プ:真逆ですもんね。
石:そうなんですよ。
プ:正反対向いてますもんね。
石:結構、そこを尊重してくれつつ
何か、うまく受け入れ口みたいなのを
一緒に模索してくれる編集者さんとは、
長くお付き合いが続いたりしている
んですけど。
プ:なるほどね。なるほどね。
まあ僕も、そういうの好きなんで、
あの、ニッチなものが好きなので。
何か、今後、思いついたら何か、また。
言いますわ(笑)
石:はい。何か、思いついたら言ってください。
何かこいつ、へそのこいつ掛け算
できるそうだなと思ったら。
プ:掛け算(笑)あはははは
掛け算は難しいと思うけど、
何かほら、例えば、ファンボックス
みたいな。
石:はい。
プ:仕組みとかね。そういうので、
何か、上手く使えそうなものがあったら、
シェアしたりとかね。
石:はい、是非ぜひ。
プ:何か、こういうのやってみれば?とかね。
石:うんうん。
プ:こういう手法で攻めてみれば?とかね
そういうのが、勝手に思いついたらね。
シェアするんで。
石:はい。
プ:頑張って、へそを広めてください。(笑)
石:はい、広めます。
世の中のへそ感を変えます。
プ:じゃあ、ありがとうございました。
石:ありがとうございました。
プ:面白かった。