#40-1 学校教育を受けずに育った!?「シュタイナー出身20歳」(第1部:「シュタイナー学校」とは!?&「シュタイナー式授業」の全貌)
この記事は、プロ奢ラレヤーのVoicyを
文字起こししたものです。
プロ奢ラレヤーの奢られ日和
#40-1 学校教育を受けずに育った!?「シュタイナー出身20歳」
第1部:「シュタイナー学校」とは!?&「シュタイナー式授業」の全貌
Voicyの音源はこちらから。
登場人物:プロ奢ラレヤー(以下:プ)
シュタイナー出身の20歳男性
:(以下:シ)
プ:はい、何かね今日は、新宿の
歌舞伎町のコメダ珈琲でやっているんですけど
たまたま、おもしろ人間を発掘したんで、
撮っていきたいなと思います。
よろしくお願いします。
シ:よろしくお願いします。
プ:えっと、簡単に自己紹介してもらっても
いいですか?
シ:簡単に、自己紹介?
えっと、今、20歳で、大学は放送大学。
プ:はいはい、放送大学。
シ:通信制の大学に通ってます。
で、小学校から、高校までシュタイナー学校。
プ:なるほど。それが、ちょっと面白いなと
思って。撮らせてもらうんですけど。
要するに、何が面白いと思ったかっていうと、
僕たちが受けている、
日本のいわゆる学校教育ってものを、
言ったら、受けずに、ここまで来たって
ことなんですよね?
シ:そうです。
プ:義務教育というか。一般的なその小学校、
中学校、theっていう。
僕の視聴者の人が、9割9分9厘受けてきた、
想像している学校教育ってものを、全く
受けてきていないわけじゃないですか。
シ:そうですね。
プ:全く、違いますよね?今、話聞いたら。
シ:まあ、はい。
プ:違い分かんないから、分かんないかも
しれないね。
シ:そうですね(笑)
プ:さっき、見た感じ。僕が確認した感じは
違うので。面白いなと思ったんですけど。
えっと、どういうものでしたっけ?
シュタイナー学校って。仕組みとか。
何を、するところですか?
シ:あ、えっと一応、その
プ:普通は、小学校6年間、中学校3年間、
高校3年間っていうのが、あると思うん
ですけど。
シュタイナー学校の場合、どういう括り
ですか?
シ:一応、その、まあ僕が知っている限りでは、
えっと、12年制で。
プ:えっと、一校の括りが、12年なんだ?
シ:一校の括りというか、まあ一応その
なんですかね。
初中等部、高等部って分かれていて。
プ:小、中等部?
シ:はい
プ:(小、中等部と)高等部が分かれていて?
シ:はい、分かれていて。一応、その初中等部は
1年生から8年生。
プ:1年生から、8年生までなんだ。
シ:つまり、中学2年生まで。
で、そっから、中学3年生から、高校3年生まで
は、つまり12年生までは高等部。
プ:じゃあ、8年生・・・
8年っていうの?
シ:8年生が、中学2年生。
プ:8年間と、4年間?
初中等部が8年間、高等部が4年間。
シ:そうですね。
プ:っていうこと?
シ:う~ん。同じ校舎にあって、
プ:何かあれだね、じゃあ小学校で言う
俺らだったら、低学年と高学年って
言うんですけど。
小学校3年生くらいまでだと、低学年。
小学校2年生くらいまでは低学年って、
呼ばれて、5、6年生は、高学年って
呼ばれるみたいな。
これ、別に同じ学校。
シ:そうですね。一応何か、その中学校2年生で
卒業製作みたいな。
プロジェクトって言うんですけど。
プ:ああ、一旦そこにラインがあるんだ?
シ:そうです。卒業式ってのがあって、
プ:はいはいはいはい。
シ:そこから、また同じ学校に通い続ける。
プ:なるほどね。成人式みたいなもんだね。
シ:まあ、そうですね。
プ:別に意味はないけど。儀式としては、やると。
シ:そういう感じです。
プ:へぇ~、なるほどね。
ちょっと、良く分かんないですけど、
Voicy撮って聞いていきます。
一旦切ります。
「シュタイナー式授業」の全貌
プ:うんっとね、分かんないことだらけ
なんで、ちょっと片っ端から聞いて
いこうと思うんですけど。
シ:はい
プ:えっと、入学するじゃないですか?
小学校というか、その初中等部に
ま、一年生で入って。
どういう生活をするんですか?
僕たちだったら、例えば、
朝起きて、まあ7時半くらいに起こされて、
歩いて、近くの学校に行って。
朝、9時くらいから、授業を、
1時限。6時限に分かれているんですけど
一コマ、40分とかで、それを6コマやって。
でまあ、4時間目が終わったら、給食があって
ごはん食べて。
そのまま、5時限目が終わったら、帰る
みたいな。
そういう感じだったんですけど。
シュタイナー学校って、どういう感じ
なんですか?
シ:そこは、あの同じ。
プ:同じなの?
シ:基本的に同じなんですけど。
まあ、大体同じなんですけど。
その、1年生から、10年生まで通して
朝必ず始まったら、その、2時間?かな
90分で2時間。
つまり、2コマ分のメインレッスンっていう
プ:朝あるんだ?
シ:朝あって。
プ:俺らでいう、1、2時限だね。
シ:そうですね。そこで、何か、大体、
2、3週間単位なんですけど。
集中して、何ていうんですかね。
たぶん、一般的にいうと、社会とか
数学とかっていうのを、
やるっていうのが。
プ:ああ、なるほどね。あんまり、体系的に
なってないんだ?
その、教科書ばってないというか。
シ:そうですね。
プ:あの、その場その場で、一個何か題材が
あって、その中で、社会を見ていくというか。
そういうこと?
シ:う~ん、何か。
プ:具体的に覚えていることあります?
これ、やったなとか。
シ:具体的に覚えているもの?
えっと、だから普通に、高等部になって
くると、割とその。
プ:高度な?
シ:高度というか、社会って名前がついて
いたりとか。
世界史って、ついていたりして。
プ:うん
シ:まあ、世界史について。
なんだろうな、僕、バカなんで
あんまり覚えてないですけど。
プ:はい。
シ:世界史の〇〇さんについてやりますとか。
プ:ああ、なるほどね。
それは、別にあれでしょ?
その、先生がいて、えっと、教科書があって
シ:教科書は無いです。
プ:教科書はないんだ?
シ:教科書は無い。あの、何か。
真っ白なノートがあるんですけど。
プ:真っ白なノート?
シ:真っ白なノートを。
プ:いわば、コンビニで売っている
ようなやつ?
シ:その、何か、特別なやつですね。
プ:ああ、なるほど。特殊な
シ:特殊なやつって言っても、
色紙とか貼ってある、かっちょいいやつ
なんですけども。
プ:はいはい。
シ:それが、必ず授業の一番最初に配られて、
真っ白なんで、そこに世界史とか書いて、
絵とか描いたりして。
プ:なるほどね。
シ:で、そっから先生が話したりとか。
したのを、書く。
プ:自由に書くってこと?
シ:そうですね。
プ:授業でノートを取るというよりは、
作っていくって感じなんだ?
シ:そうですね。作っていくって感じですね。
プ:ああ、なるほどね。
(一般的な学校と)全然違いますね。
シ:だから、人によって違いますね。
プ:教えてもらうんじゃないんだ?
要するに、その、見て何か自分で感じた所を、
進める?
シ:いや、教えてはもらいます。
教えてもらうっていうか、言われたことを
書いていくみたいな感じです。
プ:ああ~
シ:書き方とかは、全然自由なんですけど。
プ:そうだよね?例えば、一般的な、小中学校
っていうのは、黒板の前に教科書があって、
今日はここから、ここまでやります。
で、それについて先生が、
教科書に書いてあることさんざん喋ってる。
で、それなりにかいつまんだものを、
黒板に書く。
そういうつまんないことをやっているのね。
それを、一字一句違わずに書くのね。
そういうスタイルなんですね。
実質、だから先生のノートを丸写しする
ってだけなんだよね。
そういうのじゃないんだ?
書くけれども、その中で、
模写するために書くんじゃなくって、
自分のカタチで、
「ああ、まあこれ面白いな」と思ったことを、
一貫して書く?
シ:そうですね。好きなようにしてくれって
感じですね。
プ:それは何か、例えば、提出したりするん
ですか?
シ:一応、提出があって。
何か、コメントみたいなのが。
プ:ああ。それって、どういう時に書かれる
んですか?
シ:どういう時?
プ:こうしろとか?
シ:もっと、こうしろとか。
でも、何か、あんま授業に集中出来て
ないよね。とか。
プ:ああ。はいはい
シ:今回、頑張ったねとか。
あ、でもそれは、本当、高等部に入って
からです。
プ:あ、じゃあ小、中学校の8年間は、
変な話、一応授業はやるけど、好きに
やってって感じ?
シ:・・・難しいですね。
プ:どういうことなの?
シ:何ですかね。
でも、ノート書いて、先生に見せるん
ですけど、評価とか特に無いし。
プ:ああ。
シ:まあ、ちゃんとやってとかは、
言われるかもしれないですけど。
プ:まあ、でもそんなに具体的ではないんだ?
シ:そうですね。で、初中等部とかテストとか
一切ないです。
プ:テストが一切ない?
シ:でも、漢字の小テストくらいは
あります。
プ:ああ、そうなんだ。漢字はあるんだ(笑)
ああ、なるほどね。
第2部に続きます。