#40-3 学校教育を受けずに育った!?「シュタイナー出身20歳」(第3部:「シュタイナー教育」の苦悩&ポケモン図鑑的 価値観&終わり)
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プロ奢ラレヤーの奢られ日和
#40-3 学校教育を受けずに育った!?「シュタイナー出身20歳」
第3部:「シュタイナー教育」の苦悩&ポケモン図鑑的 価値観&終わり
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登場人物:プロ奢ラレヤー(以下:プ)
シュタイナー出身の20歳男性
:(以下:シ)
プ:何だっけ?
あ、そうそう。一般的な物差しで
測られたいんでしたね。
評価されたいって。
シ:そうですね。
はい、何かそういう、
変わっている感じに。
プ:早稲田大学とか、東大とか、
シ:その何か、憧れる価値観があるからこそ
キツイとか。
その、キツイっていうか、何か、
プ:まあ、今の自分に無いものだもんね。
シ:そうですね。
何か、それでだから。
プ:変な話、シュタイナー式じゃあ入れないしね。
シ:で、出来ないから、
浪人中に、躁鬱(そううつ)になっちゃって
プ:ああ、もう私なんか漢字書けないし、
学校、行けないんだ。みたいな?
こんな自分、社会的に見たら、ダメ
なんだっていう気持ちが、出てきたと?
シ:そういう感じですかね。
プ:今は、大丈夫なんですか?
シ:今は、まあでも、
全然良くはなっているんですけど。
プ:今は、どういう気持ちなんですか?
その、大学に関して言えば。
シ:どういう気持ち・・・
プ:今は、落ち着いているんですか?
シ:どういう気持ち、どういう気持ち
なんでしょうね
プ:浪人してるの?
シ:いや、全然してないですね。
プ:今、放送大学でしたよね。
今のところ。
シ:そうですね、とりあえずだから、
何か、中卒は良くないだろうと。
プ:あはははは。
何となく、中卒は良くないと思ったんだ?
何で、何で?
シ:何か、だから、
すごいだから、何か自分に、
プロ奢さんが、あの、1万円するあれとか
あるじゃないですか?
1万円するあのブログですかね?
あれとか、あるじゃないですか?
あれみたいな感じで、何かその
何て言うの?やれたら、ああいう戦略を
取って。
上手い感じでやれたら。
不労収入で、30年くらいあれば、楽だなぁ
みたいな。
プ:ああ、なるほどね。
シ:そんな、感があるんですけど。
プ:お金、どうしようかなぁって話?
シ:え~っと、だから。
まあ、それやって楽しければいいなって
思うんですけど。
何の話してましたっけ?
プ:何か、生活が、みたいな話だったと思うけど
大学のだから、
シ:ああ、そっかそっか。
で、だからそうできればいいんですけど。
何か、今の所、自分が何やればいいか
分かんなくて。
プ:まあ、そうだよね。
シ:はい。だから、とりあえず。
プ:何やりたいの?どういう目的なの?
その、例えば、東大卒になりたいとか。
年収そこそこになりたいとか、どれが
いいの?
シ:どれがいいか?
プ:具体的なその、バイトの友達とかに
すげえなって思われたいの?
シ:そうですね、モテたいですね。
プ:モテたいのね。
シ:いや、チヤホヤされたい。
プ:チヤホヤされたい。
そっか、ちやほやされたいんだ。
俺みたいなのは、チヤホヤしてくれる
じゃん?
俺みたいに、個人的にチヤホヤするのは
あるじゃない?
でも、やっぱバイトの友達とかから、
チヤホヤされるのは、難しいと思うんで。
シ:そうですね。無理ですね。
プ:うん、その辺はどうなの?
誰か、個人的に例えば家入さんがとか、
僕とかに、評価するよりも、
バイトの子100人に評価される方が嬉しい?
どっちのほうがいい?
シ:どっちが、いいんだろう?
難しいなぁ。
プ:やっぱ、それ一個大事で。
不特定多数にって言われると、
結局その、社会やっている人の方が
多いわけじゃないですか?
普通科出ている人が、99%なわけだから。
その人たちに、評価されるってなると
その人たちが、評価しているのって、
物差しじゃないですか?
さっきの学歴とか。えっと、年収とか。
そういうことじゃないですか?
僕らが、上手くやっているのは、
上手くやっているというか、
それなりに上手に生きているのは何でか
って時に、その物差し辞めて、
他の物差しで、やっているから、
自分たちで、物差し作っちゃってるん
ですよ。
物差していうか何だろう。
測るの辞めたというか。
そうすると、別に、測れないから、
「俺は、これがすげぇ」というか。
一つ価値観を提供出来るわけじゃないですか?
シ:はいはい
プ:俺は、これが好きだから、これを
やっていて。
それだけだ、みたいな、状態にすれば、
まあ、別に測られることも無いし。
それを、いいと思う人は、いいし。
さっきの、目印の話と同じで。
自分の描いた絵をどういう風に見られるか
ってのは、自分が決めることっていうか。
どう見られるかっていうよりは、
自分が何を描いたかってのは、自分が
決めることだし。
シ:はい
プ:それを、評価する人と、評価しない人が
いるわけで。それで、いいものだし。
って、いう事だと思うんですよ。
別に、その人間って。
そうなったときに、チヤホヤってのは、
難しい感覚だから。
(注文していた料理が届く)
なるほどね。
シ:頭の中では、その何ていうんですか。
物差しで測るの辞めたいんですよ。
プ:ああ、ああ。
シ:でも、辞めれないんですよ。
プ:その、一般的な価値観的にってこと?
シ:そっちに対する、憧れというか。
プ:まあまあ、無かったもんね。
シ:はい
プ:なるほどね。
俺とか、一回あって、それを捨ててきたから。
シ:はいはいはい
プ:まあ、モテなかったかもしれないけど
だから、まあそういうのあんまり無いん
ですけど。
そっか、当てがあるってことが
あんまり無いもんね。
その、物差しで、例えば、あなたは点数が
低かったねっていう、言われ方あんまり
しないじゃないですか?
シ:はいはいはいはい
プ:今まで。その、幼少期とかに。
僕の場合、されてきたので。
勉強しなさいとか。
そういうやりとりいっぱいしてきたから。
慣れているんですけど。
シ:はいはい
プ:それ、意味なくね?って話で。
いわば、折れた骨は強いみたいな話で。
一度折れた骨が、くっついたら、より
強くなるみたいな話で。
僕の場合、それが結構強いんだけど。
折れて無いもんね。
要するに、たぶん。
出て来てやったじゃん?
今になって、例えば、そのシュタイナー
教育を受けていて、
出てきたというか、出際になって、
何か、社会ってそうじゃないんだなと
いうか。
これって、この学校ではこうだけど、
もっと大きな日本っていう社会で見ると
私って、これだけしか価値ないんだなとか。
そういう心理でしょ?要するに
シ:その、何て言うんですかねぇ、
でも学校にいたときから、僕は割と
そういうタイプで。
プ:いつくらいから?
シ:いつくらいから何だろう?
プ:何年生?12年生?
シ:でも、どれくらいなんだろうな。
たぶん、中3くらいからかな。
プ:ああ、じゃあ、高等部に入ってから
なんだ?
シ:そうですね。
プ:なるほどね。
シ:何て、言うんですかね。
元々なんか、割と、僕の普通の学校と
シュタイナーのイメージって。
割とだから、普通の学校、数値化してくれる
じゃないですか?
プ:ああ、安心するよね?
シ:で、数値化されたら、僕。
たぶん、無理なものは無理なんですけど、
出来る所だったら、一番下よりは、ちょい
上くらいの点数を取れると思うんですよ。
プ:自分の中で、現在地が分かんない不安定さ
というか。
シ:で、そこで測られない分。
何ていうんですかね。
だから、それこそ本当に、さっきツイート
されましたけど。
本当に、人の魅力で測られる。
測ってはいないとは思うんですけど、
何て言うんですかね?
プ:数値化してくれないような、値が
あるんだよね。
シ:そうですね。だから、やっぱ。
単純に、運動神経とか、絵が上手いとか
そういう所が、俺的には、
周囲の友達に対しての憧れで言ったら、
運動神経とか、絵が上手いとか、そういう
のが憧れだったんですけど。
何て、言うのかな。だから、そこで
すごい劣等感みたいな。
プ:なるほどね。
シ:何か、だから、たぶん。
普通の子の感じる用の、下の子が感じてた
ポジションみたいなのが。イメージですね。
プ:ああ、分かる、分かる。
希少価値が高いね。(笑)
二人:あはははは
プ:なるほどね。難しいところですね、
それは。
結局だから、
シ:だから、色んな人に話通じないんですかね?
プ:まあまあ、そうだと思う。
シ:ああ、なるほど。
プ:何かこう、良く言うのは、日本の人達って
「海外は」っていうじゃない?
海外ではって言うじゃない。
あれって、異常な憧れで、
アメリカだったら、こんだけ素晴らしいとか
って言い方するんだけど。
それって、僕ら一般教育受けた人間が、
シュタイナー教育だとこんなに強くてって
っていうのを、言うみたいな。
でも、そっちの言い分は、
いや、日本の教育は、小学校で、識字率が
99%って、凄いんだよねって感じでしょ?
シュタイナーはシュタイナーでたぶん、
「ここはいいけど、ここはちょっとね」
っていう部分があるだけで。
みんな、粗探しが得意だから、
そういうことだよね。
だから、別に同じというか。
まあ、そこは受け入れられる部分で。
アメリカに対しても、日本に対しても
違うんだから。
それと、同じで、
違いがあれど、やっぱ、見えてくるものが
隣の芝生というか。
シ:そうです。
プ:それだけの違いですね。
どの芝生を見ているかっていう話ですね。
ポケモン図鑑的 価値観
プ:いや、でもね。
それ言ったら、僕なんて、同じような話で。
地元の学校の友達とか、何か、生まれた
街で、友達とか、もしくは、
たまたま働いている、居酒屋のバイトの
友達とか、バイトのオーナーの人とか。
そこら辺だけのつながりだけで、
見てしまったら、僕なんか絶対、話が通じない
わけで。
話が通じないどころか、「あいつ何だよ」って
なる話。
何か、時間通りに来ないし、
すっげえダラダラしてるし、
で、靴下履かないとか言うし。
そういうのは、狭い世界だと、当たり前の
ように、毛嫌いされるわけで、僕が何で、
訳も分からず、チヤホヤされているかって
いうと、会っている人間が、圧倒的に
多いからっていうのがあって。
今も、こうやって会っているじゃないですか?
でも、何か別に、言っている事、
分かるだろうし。
それ、何で会えていますかって、いうのは
僕が、圧倒的に会っているからなんですよね。
シ:ああ、はいはい
プ:僕も、たぶん今まで、この2年くらいで
2、3,000人くらいに会っているから。
シ:すごいですね。
プ:これくらいの感じで。
これくらいの話の感じで、ダーッと会って
いる感じではなくって。
こうやって、1対1で喋って、
ある程度時間取って。
そうやって、2、3,000人と会ったんですけど。
そうすると、色んな人間がいますよね?
当然、僕の場合は、ランダムで会っている
訳じゃなくって。
ある程度、ツイッターアカウントを経由して
いるから、
やっぱ、僕がDMして、相手のアカウント見て
とか、今日みたいに、一般教育受けてません
って、僕が、興味ある人間しか会わないから。
色んな、人間がいるわけですよ。
表面的に見ても。
表面的に見て違う人っていうのは、
根本的に見たら、もっと違うわけで。
そういう人と、会っているから。
色んな人が、いるなぁというのは、
感じていて。
その中の、一つは、
一般教育受けてきた人達の苦悩というか。
それって、人数から見れば、圧倒的に
多いんだけど、僕のなんかこう・・・
シ:はいはい
プ:ジグザグマって、圧倒的に多いじゃない
ですか?
シ:ああ、多いですね。
プ:でも、ジグザグマって、図鑑からみたら、
1じゃないですか?
シ:はい。
プ:いくら捕まえても1だと思うんですよ。
シ:ああ、はいはい
プ:それと、同じでたぶんこう、
感覚で、ラティオスと、ジグザグマが、
図鑑でみると、1と1なんですけど、
僕ら、ラティオスとか、ジラーチとか
出てなくて、でも数は増えているし、
一般的に会える、ジグザグマとか、
何かその辺の、虫ポケモンとか
そこら辺の、もちろん会っているし、
会うんだけど。
それって、最初の街にいなければ、
会わないだけじゃないですか?
シ:ええ、はいはい。
プ:圧倒的に、会う確率は高いんだけど、
でも、僕は、チャンピョンロードに
いたりとか、マボロシ島にいたりするから
全然会わない。むしろ珍しいんですよ。
僕の島から見ると。
そういう違いがある。
シ:なるほど。
プ:今、たぶんその、
最初の街にいるからしんどいというか。
シ:そうですね。
ほんと、マジで、ジグザグマ羨ましくて
プ:そうそう、だから、平等に、ラティオスと
ジグザグマとか、どっちがすごいとか、
あんまり思わなくって。
シ:でも、ホントだから、
ジグザグマって、成れないじゃないですか?
もう。
プ:まあね。成れないですね。
シ:成れないです。
プ:まあ、正直にね、やっぱなんかそういう。
何だろう、難しいところですよね。
まあ、でも僕は圧倒的に、
何が違うかというと、会う選択をしている
ところがあって。
新しい、コミュニティーにも入っていくし。
やっぱ、そこら辺かなと思うんですよね。
別に、生きやすさって、自分の能力を
上げるとか、変えるとか。
そういう事で、生まれるものじゃなくって。
どこの市場に、どの島で生きるかとか
どういう生き方をするか?とか。
別に、島なんて、一つで生きなくても
いいわけで。
色んな島を、いっぱい飛び回って、
生きてもいいわけだし、
それだと思っていて、
まあ、それを僕らはやればいいだけで。
むしろ、難しいんですよ。
例えば、急に漢字で漢字検定1級取ろうと
思ったら、
時間かかるし、取れるわけが無いと
思うんですよ。
やっぱ、時間掛かるじゃないですか?
一般的にその、漢字検定レベルでいうと、
3級くらいの学力がある人が1級取るのと、
もう、7級以下の人が、取るのとじゃあ
労力が違うし。
それで、返ってくるの何ですか?って
言われたときに、そんな返ってこないん
ですよ。正直。
今ってそんなに、漢字書く必要ないから。
シ:うん
プ:だったら、違うことすればいい、
って話なんだけど。
別に、今の状態で、希少価値のあること
うんぬんというよりは、
それを生かして、使って、
どっかの業界に必要になればいいだけで。
そうなってみれば、みんな寄ってくるし。
そうすれば、違う変な奴だったら、
たぶん安心するというか。話も通じるし。
自分のやりたいこと、できたりするので。
シ:はい。そうですね。
で、今質問が湧いたんですけど。
何か、今ほどすごい、細かくは、
無いんですけど。
そういうことって、結構、
そのプロ奢さんみたいな人フォローしていると
そういう、価値観って出会うじゃないですか?
で、めっちゃ共感するんですけど、
何て、言ったらいいですかね。
何故か、そのマッチョに成りたがるというか。
プ:何に、成りたがる?
シ:マッチョになりたがる
プ:ああ、なるほどね。
シ:あるじゃないですか?
そういうの。
プ:分かる、分かる。
シ:何か、その。
憧れというか。
プ:そういうのやってみれば、
いいんじゃない?
シ:いや、ほんと、その通り
なんですけど。
プ:やって、ダメだったら
仕方ないから。
シ:はい。
終わり
プ:はい、まあ何か色々、
面白いこと聞かせてもらい、
ありがとうございました。
シ:ありがとうございました。
楽しかったです。
プ:まあ、シュタイナー学校が結構
興味深いなと思って。
シ:ああ、はい。
プ:何にも知らなかったんで。
事前知識無くって。
何かこう、面白いこと、他にあったと
思うんですけど、
たぶんもう、お互いに、
知らないんで、
こっちは、一般の教育知らないし、
こっちは、シュタイナー式知らないし。
シ:そうですね。
プ:これが、まさにこう企画出来ない
ことというか。
もうちょっと、分かってきたらね
色々聞きたいなと思います。
シ:ああ、是非ぜひ。
プ:また、良かったら。
シ:はい、むっちゃ楽しかったです。
プ:はい
シ:ありがとうございます。