#38-2 巷では超有名人!?「フリー素材グラドル」(第2部:「フリーランス」のメリット&グラドル事務所はヤバい!?)
この記事は、プロ奢ラレヤーのVoicyを
文字起こししたものです。
プロ奢ラレヤーの奢られ日和
#38-2 巷では超有名人!?「フリー素材グラドル」
第2部:「フリーランス」のメリット
第1部の文字起こしはこちら。
Voicyの音源はこちらから。
登場人物:プロ奢ラレヤー(以下:プ)
フリー素材グラドル
:茜さやさん(以下:茜)
プ:まあ、色々聞いたんですけど。
茜:はい
プ:個人的にすごく気になるのは、
やっぱ、フリーのグラビアアイドル
じゃないですか。
茜:はい
プ:さっきその、フリーだから、
フリー素材の方に、舵を切れるって話を
したんですけど。
茜:はい。
プ:他に何か、いいことあります?
茜:フリーですか?
プ:フリーのグラドルで。
そもそも、フリーのグラドルって、
どれくらいいるんですか?
茜:最近増えて、来てて。
プ:あ、そうなんですか?
茜:何か、最近、事務所の不祥事が、
明らかになってきたから。
プ:あ、あ、、そうね、なるほどね(笑)
茜:で、何か良く、ウチが、相談受けるん
ですよ。
プ:はいはい、フリーのグラドルとして
茜:結構、ヤバくて。辛いですみたいな。
だから、契約書を半分持ってきてくれたら、
何とかする方法を探るから、って言うんです
けど。
プ:うんうんうんうん。
茜:皆、契約書、たぶん貰ってなくって。
プ:ほう
茜:大丈夫かなって。
同じ年くらいなのに、契約書半分貰って
来てなくって。
プ:なるほど
茜:だから、それウチでは、どうにも
出来ないんです。
プ:ああ~
茜:契約書が、あったら、この契約書無効だよ
とか、ここはこうだから、辞めても、
何か、お金請求されないように、
言えるのに、貰って無くって。
プ:なるほどね。
茜:あっちしか、持って無いから。
弱みを握られている状態なんですよ。
プ:なるほどね。
茜:だから、そういうの、経験しちゃうと
辞めて、何かもう、自分でやろうみたいな。
プ:はいはいはいはい
茜:なっちゃうのかなと。
プ:そっか、そっか、そっか。
茜:あんまり、こういう事言うと、
事務所に。ちゃんとした事務所に悪い。
ちゃんとした事務所もある。
プ:ちょっと、ビックリしちゃった。
ガツガツくるから。(笑)
なるほどね。
ほんと、摘発された、ほんの一部の
事務所の話ですよね。はいはい。
茜:3割しか、ちゃんとした事務所無いと思う。
プ:あはははは。
大丈夫、大丈夫。
凄い、勢いがある(笑)
聞きたい話が聞けて、良かったです。
茜:本当に、気を付けて欲しい。
プ:はいはい
茜:何か、ウチも、登録してた事務所があって。
プ:元々はね。
茜:そうです。
プ:元々はじゃあ、グラドル始めますって時には、
事務所契約で。
茜:所属じゃなくって、登録。
プ:登録制の
茜:そうです。
プ:登録制と、まあその、みっちりが
あるんですね。
茜:そうなんです。
プ:ああ、なるほど、なるほど。
茜:で、何か登録してたら、ミスヤング
チャンピョンってのになって。
プ:ああ、はいはい。
茜:ファイナリストなんですよ。
プ:あ、すごい。
茜:何か、それに行った時に、
自分で、全部応募して、
自分で、何か名刺とかいっぱい
作って、クリアしていったのに
その事務所が、登録じゃなくって、
所属で、その事務所のおかげで
なったんだって言いだして。
プ:ああ~、ああ~、あるあるだ!
茜:辞めたんですよ。
プ:なるほどね。
茜:銀座の真ん中で、大喧嘩して。
プ:あははは
茜:言い合いしてて。
怖くて「潰すぞ」みたいな。
プ:あはははは。
大丈夫ですか、これ。
茜:え?大丈夫です。
プ:大丈夫なんだ。
めっちゃ、面白いですね。
ちょっと、ビックリしちゃった。
茜:何か、言われて。
プ:潰すぞ、言われて。なんだこりゃってなって。
茜:言われて、奥さん出てきて。
プ:はいはい。え?奥さん?
茜:奥さん、めっちゃ怖い奥さん出て来て。
プ:はいはい
茜:銀座の真ん中で大喧嘩してて
プ:うわ~
茜:で何か、すっと冷静になって。
何で、こんな銀座の真ん中でお父さん
より年上のおじちゃん?と喧嘩している
んだろうって思って。
その時、まあ自分が出来ることやろうと
思って。
プ:ああ、なるほど、なるほど。
で、それで、そっからは、フリーですか?
茜:そっからは、フリーですね。
プ:ああ~。
茜:2014年に辞めたんで、それからはずっと。
プ:じゃあ、結構長いですね。
茜:そうですね。
プ:なるほどね。
最近は、グラドルも全体では増えてきて
いるんですか?
茜:段々、増えてきていますね。
プ:どうしても、恒常的になんかこう、
危ない事務所が多いから、
抜けざると得ないというか。
茜:そうですね。
それか、大手に入って、頑張っている子も
いるんですけど。
プ:本当に、ガーっと、ゴリゴリで
イケる子は、その3割の、優良な事務所に
入ってやっているけど。
茜:色々ありますね。本当に色々あるから。
プ:ちょっと、一回、じゃあ。
大手は、あんまり批判出来ないと思う。
茜:大丈夫、どこか、分かんないから。
プ:そうですね。まあ、そういう形で
やってて。
実際、こうフリーになった、何だろう、
メリットというか、今のトラブルが、
事務所のトラブルが、起きなくなった
ってのと、その他に、何かありました?
まあ、あとフリー素材とか、そういう。
舵が切れるっていうのと。
茜:やっぱり、何か、自分でやっていく
ことの楽しさとかっていうの分かって。
仕事を、取りに行って、交渉して、
これくらいで、こうとか、
プ:はいはい
茜:すごい、何か間の、計画とかも、
相談してくれるので。
こうやったら、こうで、バズると思います、
とか。
プ:なるほど、なるほど。
茜:それに、参加できるのって、
たぶん人生において、大きいと思う。
プ:ふ~ん
茜:ロードマップを若い子出来ない
じゃないですか?
でも、そんななんか、
相談に乗ってもらったり、
バズる方法とか。一緒に考えるのって、
年とっても、何かにつながるから。
プ:確かに、確かに。
茜:っていうのが、あって。
プ:それ、すごい大事だなと思ってて。
茜:うん
プ:僕も、その一回AbemaTVっていう、
のに出た事があって。
茜:あ~、うんうん
プ:その時に、何か、こう僕が奢られる生活
してますってのを取り上げられて。
茜:何か、ツイッターの上にあるやつ?
プ:そうです、そうです。
あれを、まあ出した時に、
えっと、まあ奢られる生活してます
ってのを、こう出したときに。
(料理が運ばれてくる)
はい。どうも、どうも。
その時に、何だろう、
言われたんですよ、やっぱり。
それは、長く続かないし、
あの、もし途切れちゃったら、どうすんの?
みたいな。そのコメント欄とかね。
訳の分かんない、コメントが来て。
茜:あははは。訳の分かんない。
プ:個人的に、その、何だろう。
彼らのイメージって、やっぱ、演者?
例えば、そのお笑い芸人だったら、
事務所がサポートしてくれて、
その、ネタ以外は全て事務所がやってくれる
っていう。
茜:分かる、分かる、そう。
プ:で、一発そんなの関係ぇねぇとか言ってれば
いいみたいな。
茜:あははは
プ:そりゃ確かに、そこで、ねえ、
じゃあ、もう仕事ありませんって言われたら
どうしようもないわけで。
今まで使った武器が使えませんってなったら。
茜:うん。分かります。
プ:それは、もう、ダメなわけで。
僕の場合は、そもそも、そういうことを、
自分でやってきているから。
茜:うん
プ:要は、その、
商品が何かっていうだけで。
その商品を売るまでの過程が、
分かっているから。売れたわけで。
茜:分かる~
プ:それとは、また別のスキルだと思うんですよ。
茜:分かります。分かります。
プ:で、それを探すスキルもそれなりにあるし。
仮に、今の生活が出来なくなっても、
例えば、何か分かんないけど。
出来なくなるのが、想像できないけど。
まあ、仮にね。なんか、法律的に。
法律的にダメになったら、
別に、自分で新しく考えてそれを、同じ
様になればいいだけなんで。
茜:ああ、分かります。分かります。うんうん。
プ:それと、同じですよね?
要するに、自分の今の売り物が、
グラビアアイドルとしての、自分を、
売っているけど。
茜:そうです、そうです。
プ:それを、他の部分。
売るまでの過程も全部自分でやることで、
仮に、それが売り物にならなくなった。
で、35歳になりました。
何を売るの?って、言われたときに、
例えば、化粧品でもいいし。
茜:そうですね。
プ:ネイルでもいいし。
それを、売る過程を学んでいけば。
それでも、出来ますよって。
茜:凄い、頭いいですね。
プ:なるほど。
茜:だって、この説明を、綺麗にしてくださる
方、初めてです。
プ:ああ、そうですか。
茜:何か、自分っていうツールを、
何か、使ってって言ったら
おかしいですけど。
今は、やっぱり若いから、
あの、自分っていうものを
コントロール出来るのも、自分でありたくて。
事務所に、こう言われて、こうしたから
失敗したとかだと、
事務所のせいにしちゃうじゃないですか。
プ:たしかに。
茜:(フリーだと)自分のせいにできるなって、
思って。
プ:間違いないですね。何か、あれと似ている
と思って。
結構、やっぱ日本だと分かりやすいのが、
まあ、受験勉強とかと、同じだと思ってて。
あれって、何か、要は塾に行って、勉強して。
で、落ちた時って、ホント、何が起きたか
分かんないというか。
その、勉強法も教えてもらって、
で、それを実際にやって、
何が足りなかったのって言われたら、
もう努力が足りなかったって言えない
みたいな。
茜:うん
プ:何か、やっぱこう自分で、
こうしたらイケるなとか、
そもそも、こう受験するところが、
学校選びからとか。
そういうとこ、自分でやっていると、
もう、問題点が浮き彫りになるから。
茜:うん
プ:仮に、じゃあもう一年やりますって
なったとしても、何かこう、
ちゃんと生きるというか。
茜:そうですね。
プ:うん。そういう所ですよね。
やっぱね。
フリーで自分でやっていくってのは、
まあ、難しいところもあるけど、
まあ、その分。
後に残る所が、大きいと思う。
茜:長い目で見て。絶対そうだと思います。
プ:なるほど。
グラドル事務所はヤバい!?
プ:えっと、今、フリーランスをね、
結構、大枠で聞いちゃったんですけど。
茜:はい
プ:何だろう、グラドルで、何だろうなぁ。
フリー。
茜:はい
プ:で、やっている訳じゃないですか。
茜:はい
プ:何だろう。大変ですよね、でもね。
やっぱりこう。
圧倒的に、今までの事務所でやった場合?
は、やっぱ仕事も、雑誌の仕事来たぞ~って
事務所がやってくれて。
で、それやるだけで、いいわけでしょ?
茜:うん
プ:その写真撮る、要は、そのスタジオ行って
写真撮るわけですよね。
茜:うん。
プ:そこで、「はい、お疲れ様でした~」
移動みたいな。
茜:うん。そこで、終わり。
プ:次やれば、また移動して。
茜:そうですね。
プ:そういうのも、全部自分でやるんですよね?
茜:全部、まず、仕事依頼が来ます。
雑誌とか。依頼が来ました。
交渉しに行きます。まず、ギャラ交渉と、
構図交渉。
プ:マネージャーがやるような仕事ですね。
茜:そうです。衣装とか、これは無理です
みたいな。
でも、やって欲しいんだよね。いや、無理
ですね。みたいな。
これは、無理ですねみたいな。
まず、自分がやります。
撮って、貰います。
チェックも自分でやって。
プ:うん
茜:終わった後の、請求書も自分で。
プ:ふ~ん
茜:送るんで。
プ:ああ~。
茜:めんどくさい。
プ:スーパーマンですね。
茜:凄く、めんどくさい
プ:すごい、僕が出来ないことを、超やって
ますよ。
茜:でも、正直、なんか、泣きたくなる。
プ:やっぱね
茜:その、請求書が一番嫌いで。
プ:あ、そうなんですか?
茜:パソコンが苦手なんですよ。
プ:ああ~。
茜:それまで、マネージャーさんが
やってくださることが、めんどくさいから
プ:なるほどね。
茜:いちいち、仕事に慣れなくて。
プ:確かに。えっと、ダメだったら、ダメで
いいんですけど。
茜:はい
プ:あの、一般的な、えっとグラドルで、
事務所に入ってて、でまあ、そこそこ
雑誌に載るくらい。だけど、そんなに
ずっと、出るわけでもなく。
超売れっ子でもないくらいの子って、
どれくらい貰っているんですか?月に。
茜:え?事務所によるんですけど。
プ:ああ、そっかそっか。
まあ、平均的に。
茜:平均的に、たぶん、ギリギリ暮らせる程度。
東京で。
プ:あ、う~ん、20万円くらい?
茜:あ、15万円くらい。
プ:あ~、なるほどね。まあ、サラリーマンの
初任給くらい?
茜:そうですね。そうです、そうです。
だから、待遇の悪いところは、
プ:もっと?(給料低い?)
茜:大丈夫ですか?言って。
悪いところは、たぶん撮影会する
じゃないですか?
撮影会って、正直自分でやれば、
取り分、6割くらい。
でも、そういう悪いところは、
えっと、これ言って大丈夫ですか?
プ:いや、大丈夫ですよ、俺は、全く問題ない。
茜:大丈夫、大丈夫。
3万円貰います。
悪いところは、えっと、3,000円しか
あげないです。
プ:おおぉぉ!
茜:だから、その人は、生活できなくって、
バイトとか、水商売とかに走っちゃうんで。
プ:なるほどねぇ
茜:事務所のお金稼ぎに使われている子たちに
なっちゃってて。
プ:そうだよね
茜:だから、それって良く無くって。
夢があって、やっているわけじゃ
ないですか?
プ:うん
茜:それだと、本当に、自分でやった方が
いい子たちもいる。
プ:なるほどね。
茜:そういうとこに、いるんだったら、
自分でやった方が、絶対売れるよ。
みたいな。可愛いしみたいな。
そういう子が結構いて、でも、気づかない
うちは、事務所の言いなりになっちゃってて。
プ:う~ん、なるほどね。
茜:だから、可愛そうなんですけど。
プ:分かるけどね、気持ちはね。
茜:そうです、そうです。
ずっと、育ててもらったし事務所は凄い
ところって思っているけど、
正直、裏返せば、全然。
え?凄い、利益取られているからみたいな。
気づいて無くって。それが、たぶん22歳まで
に気づけばいいんですけど。
プ:ああ、そっか、その、賞味期限ってのがね。
存在しますからね。
30歳で気づいたら、もうダメだよね~(笑)
流石に、ちょっと。キツイよね。
茜:でも、いるんですよ。
プ:まあね。世の中、そんなもんだよね。
茜:いや、本当に。だから、途中で気づいて。
でも、その人は、可愛いから。イケるよ
みたいな。
プ:なるほどね。じゃあ、結構もう、事務所
だとピンキリなんですね。
茜:そうですね。
プ:今、実際どうですか?
フリーになって。
まあ、えっと。元々事務所だった
訳じゃないですか?
茜:まあ、でも登録制なんで、でも、まあ
結構取られていました。
でも、良心的?3:7くらい。
プ:ああ~。なるほどね。
あ、じゃあ登録制のことを、
フリーっていうの?
茜:登録制だと、まあ所属には
なれないんですけど、
プ:ああ、なるほどね。
フリーとして、扱われるけど、
茜:まあ、登録しているよとも、
言わなきゃいけないので。
事務所所属じゃないけど、登録でって。
プ:なるほどね。ふ~ん。
ややっこしいですね、結構ね。
茜:ややこしくて。
プ:グラドルもね、この業界も、
利権がはびこっているというか。
なるほどね。
あ、結構、、シビアな世界ですね。
やっぱりね。う~ん
茜:シビアな世界ですか?
プ:実は、昨日も、声優の人と会っててですね。
茜:へぇ~~
プ:あの、家庭教師ヒットマンリボーンの
山本 武(やまもとたけし)の声優さん。
茜:はい、はい。
プ:昨日、会っててですね。
茜:え?なんで?
プ:昨日、Voicy撮ったんですけど。
茜:え?凄い、それ。
プ:その人から、声優業界の話から、
もちろんオフレコの話もあったんですけど。
茜:やっぱ、声優業界も厳しい?
プ:厳しいですし。
茜:ああ、そうなんだ
プ:たぶん、グラドルと同じような。
えっと、形の。
業界なわけじゃないですか。
構造が。
どうしても、長い歴史があるんで。
茜:スクールとかね。
プ:そう、スクールとかね。あるんで。
まあね、そういう話を聞いていると
やっぱ。
難しいところもね。もちろんあるなというか。
茜:シビアだし。
プ:夢を、こうバッとテレビで、出している
所ほど、危ないというか。
茜:・・・そうですね(笑)
だから、可愛そうなことにならなければ、
いいなと。
プ:はいはいはい(笑)
第3部に続きます。