#37-3 「ジャンプ漫画」の人気アニメ声優(第3部:「声優になりたい」は甘い?&声の持つ力&終わり)
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文字起こししたものです。
プロ奢ラレヤーの奢られ日和
#37-3 「ジャンプ漫画」の人気アニメ声優
第3部:「声優になりたい」は甘い?&声の持つ力&終わり
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登場人物:プロ奢ラレヤー(以下:プ)
「ジャンプ漫画」の人気アニメ声優
:(以下:声)
プ:何か、結構ね、こうシビアだな~と思って。
聞けねぇ話が、多いなぁと思って。
声:すみません。(笑)
プ:いや、ちょっと、個人的に、
凄いこう、最近声優目指している子とか
多いじゃないですか?
声:いっぱい、いますね。
プ:どうですか?
声優って、職業として。
まあ、センスある無しは、まあ置いといて。
声:はいはい
プ:こう、やっぱ、声優やって来たじゃ
ないですか?
声:はいはい
プ:実際、こう声優目指している子に対して。
声:うん
プ:こう、何だろうな。
どういう気持ちで見ていますか?
こう、気持ちっていうと、まああやふや
ですけど。
声:う~ん。一応、学校でまあ、声優に限らず
なんですけど。
教えてはいるんですけど。
まあ、その、どうなんですかね。
自分の、実績でそんな教える立場で、
ものが言えるのかどうかっていうのは、
微妙なラインなんですけど。
・・・まあ、思うのは、まあやっぱその
学校にいるからこそ。
基本的には、希望を与えるわけですよね。
こうしたら、出来るようになるよって。
こういう風になってったら、事務所の人
も振り向いてくれるんじゃないかなとか。
プ:そうですね。
声:って、いうプラスの見方で、基本的には
言うようにしているんですけど。
プ:誰でも、真似できる部分だけは、教えて
いくわけですよね。
声:現実的な所を考えると、普通に、王道で
声優さんを目指すっていうのは、もう、
宝くじを当てるよりもキツイ。
プ:あはははは。そうですよね。
いや~、何か。そういう世界なんだなぁと。
声:たぶん、今、声優になりたいって
言っている人の、やりたい仕事って
いうのは、
「アニメの仕事をしたい。」
じゃないですか?
プ:そうですね。
声:海外の吹き替えとか、ナレーションを
やりたいっていう人、まぁ、いないと
思うんですよ。あまり。
プ:声優って言っても、アニメ声優ですよね。
声:基本的には、アニメを見て、自分もなりたい
っていう人達だと思うので。
まあ、だから、そこに特化して考えると、
やっぱ、アニメの大きなレギュラーを、
勝ち取るっていう道は、
まあ、そこに至るまでの、また段階も
ありますし。
プ:ああ。
声:そこを考えると、まあ今の時代。
あんまり、現実的ではないっていうのが。
プ:まあ、宝くじも、一応当たるじゃないですか。
声:そうですね。
プ:やっぱ、それよりは確率は低いと。(笑)
声:凄く、シビアな事を言うと。
プ:はい
声:上手いから、選ばれるっていう世界じゃ
ないんで。
プ:なるほどね~
声:運も、必要だし。
プ:タイミングとね。
声:どれだけ、その。
じゃあ、影響力のある人の、目に付くか
どうかっていうのも、それになるんで。
プ:なるほど、なるほど。
まあ、色々ありますよね。声優もね。
それを、力を手繰り寄せる人もいるし。
声:だから、「何でこいつ?」って(思う)。
声に限らずですよ?
バラエティーとか見てても。
何で、こいつこんなとこにいるんだろう
みたいな。
プ:はいはいはいはい
声:あと、いっぱいいると思うんですよね。
プ:ですねぇ
声:まあ、それぐらい。なんか、もうその辺の
基準が、難しいっていうか。
ある種それって、ニコ動とか、YouTubeと
一緒で、注目されたもん勝ちみたいな、
ところがやっぱあって。
プ:そうですね。
声:もちろん、注目されてから、実力だったり、
そう言うものが、問われてくると思うんで、
両方必要になるんですけど。
まあ、そういう意味では、そう言う事が、
分かってた方がいいと思う。目指す上で。
プ:まあ、そうだよね。
声:ただ、一生懸命、事実を(積み上げるより)
プ:知らない間に、あれ、気づいたら、全然
出来ないところで、気づいちゃたって
いうのは、まずいけど。
まあ、やるんだったら、ちゃんと、こう、
業界の厳しさとか、そう言ったところを、
ちゃんと、理解した上で、それでも、
やりたいんだったら、やればいいし。
声:システムを、分かってたら、
いいと思います。
だから、そういう意味では、何か、
ある種、営業的な部分だったり、
経済だったりとか。
そういう所も、最低限は押さえて
おかないとダメな時代になってきたなと
思います。
プ:ああ、そうだねぇ。
何でも、なりたい業界そうだけど。
ホント、何だろう、スペシャリスト
じゃ生きていけないというか。
声:それを、助けてくれる人が近くにいたとか。
そう言う場合は、また別なんですけど。
また、そういう人に出会える、可能性も
低いし。
プ:はぁ~、シビアですね。だいぶもう。
声:居ますよ、だから、
「この人上手いんだけどなぁ」なんて、
言って、そのまま消えてったっていうか。
結婚して、普通の職についたなぁなんて
いう人も、いますし。
プ:はぁ~~。色々、ありますね。(笑)
声:あります。
声の持つ力
プ:まあ、色々、なんかもう、
色んな、話聞かせてもらったんですけど。
声:はいはいはい
プ:どうですか?今度、個人的に、
何かこう言う風に、活動していくとか
あります?
こういう風にやっていきたいとか。
声:まあ、個人でやっているんで、
もちろんその。
プ:フリーですもんね。
声:はい。今、吹き替えとかで、現場に出させて
もらっている部分は、もちろん大事にしつつ。
プ:はい
声:本業は、本業で大事にしつつ。
で、後は、まあ自分で、やりだしているのは。
まあ、一般向けだったり、あの、企業とか
経営者向けの、まあコミュニケーションの
まあ、レッスンと言うか。
そう言うのは、今ちょっとやりだしている
んですね。
プ:コミュニケーションのレッスン?
声:はい。
プ:どういうことですか?
声:いや、人と会って話す時に、
まあ、与えた印象ってあるじゃないですか?
プ:ああ、なるほどね。
あ、それの声に特化したようなところと
いうか。
声:もちろん、声だけじゃなくって、
ちゃんとした仕草とか、何か、そういった
ことを、やりだしてはいるんです。
プ:へぇ~~
声:あんまり、表に、そんなに出してはいない
ですけど。
プ:はあ、はあ、はあ。
声:まあ、その辺の線引きがね。ちょっと。
プ:なるほどね。
声:あの、宣伝する上で、難しいなと思って。
プ:なるほどね。
声:まあ、そんなに表立っては、出して
ないんですけど。
プ:はいはいはいはい。へぇ~
面白いですね。
いや、何か、結構もう、多岐に渡って、
やっているんですね。色んな、事を。
声:そうですね。
プ:何か、フリーの強いところと言うかね。
色んな事を、同時にやっていけるし、
全く違う事でも、同時進行していける
というか。
声:そうですね。
プ:はぁ~、なるほどね~
いや、でも、フリーの声優さんって、
結構、面白いですね。何か。
あんまり、僕の想像にはあんまり
無かったんで。
声:なんかその、こっちの業界だと、
誰もが知ってて当たり前みたいな知識が。
プ:はいはいはいはい
声:一歩違う業界に行くと、
何か、凄く価値があるものとして、
扱われるじゃないですか?
プ:そうですね。
声:そこを上手く、開拓していきたいなと思って。
プ:もちろん、もちろん。
声:だから、何だろう。
単純にじゃあ、うちらの業界だったら、
普通に、声出す。
プ:はいはい
声:大きい声出しましょうとか。
じゃあその時に、腹式呼吸が大事ですよとか。
当たり前のことなんですけど。
でも、何かそれを、別のところで、
どうやっているんですか?って。
いや、こうやっているだけなんですよって
教えるだけまあ、そこに価値がある。
プ:そうですね。
声:まあ、必要な人にとっては。
プレゼンをするとか。
プ:うん
声:人前で、何かこう。
社長じゃあ、どうして、人前でかっこよく
喋りたいとか、威厳をちゃんと伝えたい
とかなった時に。
プ:ああ、なるほどね。
キャラクターですもんね。
声:そうです、そうです。
それ、言っているんですけど。
プ:なるほど、なるほど。
声:人って、たぶんその、場所。
環境によって、色んな。
立場の自分演じているはずなんで。
プ:うんうんうんうん。
声:今だったら、そのまあ、
僕の立場は、微妙なラインですけど。
例えば、家族と一緒にいたら、
まあ、子供として、親と接するとか。
自分に、子供がいれば、父親として
接するとか。
プ:うんうんうんうん
声:で、何かしら、演じていると思うんです。
プ:なるほどね。
声:何か、そこを上手く、伝えられたらなと
思って。
プ:はぁ~~~、なるほどね。
結局、やっぱり声の、声に特化している
わけじゃないですか?職業柄
声:そうです、そうです。
プ:そこを、上手く活用して、何かこう、
そこの常識を、横展開していくと。
でも、正しいですね、それね。
どの業界にも言えるんですけど。
やっぱ、その業界でやっていこうとすると、
一位じゃないと出来ないから。
声:そうなんですよ。
プ:そこの業界で、それなりに、
こう、ランキングがある人が、
横に流れてくると、例えば何か。
ボクシングで、世界一位になるのは、
難しいけど。
世界ランキング9位くらいのやつが、
キックボクシング始めました。
当然、パンチが強い。
キックボクシングの中では、パンチが最高に
強いから、それで、キックがちゃんと
出来れば、すごい、こう強くなれるとか。
そういうこう、横展開の仕方と言うかね。
声:そうですね。
プ:それは、やっぱりどの業界でも、
正攻法というか。
ずっと、使える手法ですよね。
声:だから、収入のなんか、場所をたくさん
やっぱ作っておくの大事かなと思います。
プ:なるほどね。他、何かやっているんですか?
新しいというか、新しいって言ったら、
あれですけど。
声:全く違う方向だと、それになっちゃって。
まあ、どっちかっていうと。
あ、また何か、こういうネット上で
知り合った、人とゲーム実況してみたりとか
プ:あ、ゲーム実況しているんですか?
声:今まだ、ちょっとあんまり軌道に
乗ってないんで。
プ:へぇ~。何か、色々やっているんですね。
やっぱりねぇ~
声:そうですね。
プ:やっぱ、声があれば、強いですよね。
今日も、だから、Voicyで声のメディアだし。
こういうのって、やっぱ、声優さんって
圧倒的に、強いじゃないですか?
声:そうですね~
プ:そういうの、面白いですね~
声:面白そうだなって、思うものは、
ちょっと、積極的に。
コンタクトとって、ダメだったら、ダメで。
自分の判断でフリーだから。(笑)
プ:そうですね。
声:辞めれば、いいだけなんで。
プ:それ、やっぱ大事ですね。
事務所とか絡んでくると、
辞めるもの、辞められないし。
始めたいものも、始められないし。
声:そう。責任がね、伴ってきますからね。
終わり
プ:はい、今日はじゃあ、ありがとう
ございました。
声:ありがとうございました。
プ:はい、何か、色々ね、怒られたら、
ごめんなさい。(笑)
声:たぶん、大丈夫。
プ:たぶん、大丈夫だと思うんですけど。
まあ、怒られないように。
一応僕も、ツイッターで宣伝する時も
ギリギリ怒られないくらいの感じで。
声:すみません。
プ:やるんで、じゃあ、ありがとう
ございました。
声:ありがとうございました。