#36-2 7人制ラグビーに転身!?ラグビー日本代表(第2部:7人制ラグビー専門の選手は2人しかいない!&ラグビー業界の課題)
この記事は、プロ奢ラレヤーのVoicyを
文字起こししたものです。
プロ奢ラレヤーの奢られ日和
#36-2 7人制ラグビーに転身!?ラグビー日本代表
第2部:7人制ラグビー専門の選手は2人しかいない!&ラグビー業界の課題
第1部の文字起こしはこちら。
Voicyの音源はこちらから。
登場人物:プロ奢ラレヤー(以下:プ)
7人制ラグビー日本代表
:林大成さん(以下:林)
プ:えっと、個人的に凄く気になるん
ですけど、
林:はい
プ:15人制ラグビーの、日本人の人口
競技人口と、7人制ラグビーの競技人口って
どんなもんなんですか?大体
林:15人制っていうのは、何人だったけな。
プ:ものすごいいますよね。
林:何か、いますね。
プ:うん、やっぱどの高校でも、部活がある
くらいだし。
林:そうですね。合計で言うと、何十万人とか
でしょうか。
プ:何十万人とかでしょうね。
林:まあ、10万人は超えてますね。絶対に。
プ:7人制は?
林:7人制ラグビーも、7人制ラグビーを、
専門にやっているのって、今、
二人しかいないんですよ。
プ:ああ~!
林:あはははは
プ:それは、凄いですね~
林:あの、基本的にこれ、サッカー、
フットサルと全然違うんだけど。
フットサル日本代表は、フットサル専門に
やっている人じゃないですか。
プ:うん
林:で、今まで、7人制。
プ:リーグもありますもんね?
林:そうなんですよ。
で、でも、7人制のリーグって、国内に
無くって。
プ:うん
林:7人制の日本代表って、どうやって、選出
されているかっていうと、
15人制ラグビーのチームに所属している
人の中で、7人制ラグビーに、適している
人材を、ピックアップして、で、大会に
出たりしているんですよ。
プ:それって、国外の試合?
林:国外の試合ですね。
プ:国外もそうなんですか?
林:国外は、国によって違いますけど、
国によっては、完全に専門でやっている
ところもあれば、
プ:ああ、なるほどね
すでに、市場がある所があるんですね。
じゃあ、15人制の。
林:その、トップの、国内でトップのところ
じゃないところから、こう、引っこ抜いて
きて7人制の選手に、育てあげたり、
っていうのがあって。
まあ、逆もしかりで、7人制で、
活躍して、国内のトップの15人制のチームに
引っこ抜かれるってことも、あります。
プ:なるほどね。
林:日本は、今までは、それが全く、その、
15人制。ずっと、15人制やっている選手が、
あの、たまに、集まって、大会前に練習して
って感じで。
プ:ああ、はいはいはいはい
林:東京オリンピックがあるって、なって。
プ:なるほどね。
林:それで、結構体制も変わって。
で、やっぱり企業が、15人制の選手、
15人制のチームって、大企業がもう、
やってて。
プ:はい。
林:あれって、ラグビーって、そのサッカー
とかと違って、プロじゃなくって、
企業スポーツで、収益っていうところも
上手くはないわけじゃないですか。
プ:難しいですよね、今。
林:でも、企業がお金もっているから、
成り立っている、もので。
プ:はいはい
林:で、そっから、7人制ってなると、
まあ、企業の方が力、強いから、
プ:うん
林:あの、7人制の合宿って、なった時に、
行かす行かさないっていう問題とかある
んですよね。
プ:なるほど。
林:出す、出さない。
プ:はいはい
林:ここも、東京でオリンピックがあることに
よって、その敷居が低くなってきている
んですけど。
プ:うん
林:やっぱ、そういう問題もあって。
プ:なるほど。
林:フットサル側から、来てくれって
言われても、チームは出さない
じゃないですか?
プ:なるほど、なるほど。
林:まあ、時期によっては、分かんない
ですけど。
そういった、問題も。まあ、それも
一つの僕が、7人制の専任になった
理由の一つですね。
プ:それ、今二人の内の一人ってことですよね?
林:そうです、そうです。
プ:凄いな、それ、凄いですね。
めっちゃ、希少価値、高いじゃないですか?
林:そうですかね?まあ、自分も、そうなって
しまったんで、あんまり、自覚してない
んですけど。
プ:もう一人の方は、どういう形?
林:もう一人の方は、あの、ある従来制の
チームで、プレーしていて。
プ:はい
林:そこに、所属しながら、その
協会と、契約を結んで、7人制に、
専任化として、専念しますって
いう選手なんですよ。
プ:なるほど。
林:だから、所属しているところは、
協会でもあるんですけど、
元々、15人制で入ったチームにまだ
所属していて、
僕の場合、プロだったんで。
プ:なるほど。
林:もう、それをするんだったら、
チームには、おれないわけじゃないですか?
プ:なるほどね。
林:プロは、15人制しか企業は持ってないから。
プ:うんうんうんうん
林:そんな感じで。
プ:なるほど
林:僕は、所属チームがないんですよね、今。
プ:そうですよね。
林:だから、唯一、日本代表でしか、
活動していないっていう。
プ:ああ~、そっかそっか。
フリーランスなんだもんね。
林:だから、日本代表での活動が無い時は、
もう、完全にフリーで。
プ:あはは、そうなんですか。
練習とか、どうしているんですか?
林:練習は、その。専任、もう一人の方と
一緒にトレーニングするときもあれば、
今とか、この合宿とかで10日間くらい
空いているんですけど。
もう、そうなったら、結構、自分で
完全にスケジュール決めて。
プ:うんうん
林:ここと、ここと、ここでやってって
感じですね。
だから、時間は結構、出来たんですよね。
プ:それは、あれですね。
もう、何も、やらなければならないことが
無いわけですね。
林:そうですね。
プ:自分で、完全に練習メニュー決められるし。
林:そうそうそうそう
プ:必要なメニューと、そうじゃないもの
をきっちり分けられるし。
林:そうそうそうそう
プ:ある意味じゃあ、それは。
今のところ、理想的な。
林:そう、理想的な環境になれましたね。
プ:ああ~。なるほどね。
ラグビー業界の課題
プ:まあ、ちょっと、今色々聞いたんですけど。
やっぱ、ラグビー選手から、元ね、一応
15人制の、プロラグビー選手としてね。
そこから見た、今のラグビーって、
どういうこう、問題というか。
今後、まあ必要になってくる。
例えば、何でしょう。
僕、僕の範囲で分かるのは、例えば、
サッカー語で、やっぱ、救済的な。
プロって、言っても、企業が主体で。
林:そうですね。
プ:ね、やっぱプロっていうか、ね、一応その、
部活みたいな。あの。
林:うんうん
プ:部類になっちゃっているのかなというのが
あるんですけど。
やっぱ、その元プロの15人制のね。
人間から見ると、どういう、問題点というか
感じなんですか?
林:そうですね。やっぱり、15人制も7人制も
一緒なんで、いやまあ、7人制の方が、
やっぱり、知名度とかも、低いんで。
プ:うんうんうんうん
林:その、問題大きいんですけど。
プ:はい
林:やっぱり、こう、何ですかね。
サッカーのワールドカップで、
皆が熱狂して、で、こう、
時に、感動したり、時には、批判が
殺到したり。
プ:そうですね。
林:で、ああいう風な熱狂が、起こるわけ
じゃないですか。
プ:はい
林:スポーツの力によって。
プ:うん
林:で、やっぱり、面白さとしては、
まあ、僕はラグビーやっているんで、
それはちょっと、ラグビーの肩を、
持っているかもしれないですけど。
プ:もちろん、そうですね。
林:たぶん、どのスポーツも、面白いわけで。
プ:なるほど。
林:面白いから、そのスポーツがあるわけで
プ:うん
林:7人制ラグビーも、15人制ラグビーも、
まあ、やっぱ、面白いわけですよ。
プ:うん
林:でも、結局、その、
見ている数ですよね。
興味持っている数。
プ:はいはいはいはい
林:それが、試合あるよって、なった時に
見ている数。
っていうのが、やっぱり、少なかったら、
それが、数も少なくなっていくわけで。
て、なると、やっぱり、その、自分たちが
自分たちって、7人制ですけど。
こう、生み出せる、本来、生み出している。
生み出せる、価値っていうのが、
最大限届かないわけじゃないですか?
プ:そうですね。
林:で、そこっていうのは、やっぱり、
企業スポーツっていう部分は、もちろん
ありますけど。
プ:うん
林:まあ、そう言っていたって、
何も、始まらないんで。
プ:はいはいはいはい
林:ってことは、15人制も2年前、3年前かな。
選手会ってのが、立ち上がって。
プ:はいはい
林:いろいろ、活動したりとか、している
んですけど。
まあ、やっぱりこう、15人制は、
7人制の方が、問題が大きいっていうのは、
まあ、もちろん、認知の差の問題もある
んですけど。
やっぱ、15人制って、今テレビとかにも、
結構、選手が出て来たりしているんですよ。
プ:そうですね。
林:で、結構ね、何て言うか、
前のワールドカップの五郎丸さんのように、
まあ、スター選手もいて。
確立された、キャラっていうのが、
徐々にこう、ラグビーしてない人にも、
こう、認知されだしてきている。
プ:そうですね。
林:やっぱ、その認知とか、
「あ、面白い人おるな」とか、
めちゃめちゃ、イケメンおるとか。
めちゃめちゃ、奥さん可愛い人おるとか。
プ:そうですよね。
林:その、何でもたぶん良くって。
プ:うん
林:そういう、何か一個人に集まる注目って
いうのも、言ったら、そのスポーツに
還元される訳じゃないですか?
プ:そうですね。間違いない。
林:そういった、部分っていうのを、
まあ、もうちょっとこう出していきたい
っていうのがありますね。
プ:ああ、なるほどね
サッカーだったら、イケメンが多い
じゃないですか。内田篤人さんとか、
もう、そこに見に来ている女の子とか。
ほとんど、オフサイド分かんないのに、
オフサイドのルール分かんないけど、
内田選手格好いいって言って、見に
来るし、
それだと、大迫とか、皆イケメンじゃない
ですか、やっぱ。
やっぱ、あれは、やっぱりこう、
女性人気獲得出来るから。
林:そうですね。
プ:やっぱ、盛り上がっている風になるん
ですよね。どうしても。
やっぱ、人数が、圧倒的に、ああいう
とこって、多いから。
だから、そういうの、ラグビーも
結構、重要になってきますよね。
林:そうですね。やっぱ、モテたら、
競技人口増えますしね。
プ:うんうんうん。
林:そういうサイクルを、もっと繋げたら。
プ:なるほどね。
何でも、ありですもんね。でもね。
良く、考えてみたら。結局それは、
何だろう。
イケメンじゃなくても良くって。
林:うんうんうん。
プ:別に、例えば僕とか、そんなイケメン
じゃないんですけど、あの、何だろう。
人間が、こう集まってきて、
そんで、人にそれなりに、たぶん。
認知されているわけなんですけど。
そういうこう、別の角度から、攻めて
いってもいいし。
林:そうですね。
プ:例えば、何だろう。
例えば、こう、ラグビー7人制を、
例えばすごく、盛り上げるために
面白いこう、何だろう。
施策を打ったりとかしたら、
それは、たぶん、色んな分野から、
注目されるようになるじゃないですか?
林:そうですね。
プ:日本代表の人が、こう、何だろう。
色んな、こう、工夫を凝らしていると
いうことで。
結構、注目されるようになると思い
ますけど。
それの、きっかけだと何でもいいんですよね。
林:そうですね。
例えば、何か、六本木とかでも、
めちゃくちゃな遊び方している、
人がおって、その界隈で有名なやつが、
ラグビーしているってなったら、
その界隈で、その人を知っている人って、
「え~、マジで、じゃあ、今度見に行くわ」
ってなるし。
プ:うんうん。
林:ラグビーちょっと、見たいってなる。
プ:間違いないですね。
林:興味だけでも、湧いたら、
やっぱ、流行って、何でも良くって。
プ:そうですね
林:って、いうのは分かっているんですけど。
中々ね、僕も、でも、今なんか、
やっぱ、こうやって、Voicy撮ってもらって、
その、何ていうんですかね。
今までの、経緯も、あんまりこう、
プロ、スポーツ選手として。
プ:はいはいはいはい
林:僕、プロ奢さんと同じように、家持って
ないし。
プ:はい
林:あの、そういった、事って、
中々、プロのスポーツ選手で、
居ないじゃないですか?
プ:そうですね。
林:別に、僕それを狙って、こうなった
訳じゃなくって。
プ:成り行きでね。
林:色んな、しなければいけないっていうのを、
外していって。
プ:はいはい
林:したくないことを、外して。
プ:はいはい
林:って、やっていったら、こんな感じに
なって。
プ:うん
林:まあ、自分では、それが結構普通でも、
普通じゃないんやって、
そうやって、こう、ちょっと、希少価値
的な事に、なるみたいな事を、良く
言われるんですけど。
プ:はい
林:やっぱ、僕が、何か、この。
自分のSNS上で、こう、何かそういう
ラグビーの発信したのが広がるのって。
ラグビーの業界の人たちだけで、
プ:うん、そんなね。
林:そうですね。
だから、やっぱり、その、もう一歩先に
行きたい。
プ:なるほど、確かにそれが、重要ですね。
林:そうですね。
プ:なるほどね。
第3部に続きます。