プロ奢ラレヤーのVoicy文字起こし

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#28-3 「世界的パフォーマー」の謳歌さん(第3部:アルジェリアの闇市からの報酬!?)

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この記事は、プロ奢ラレヤーのVoicyを
文字起こししたものです。

 

プロ奢ラレヤーの奢られ日和

 

#28-3 「世界的パフォーマー」の謳歌さん

第3部:アルジェリア闇市からの報酬!?

 

Voicyの音源はこちらから。

 

voicy.jp

第1部の文字起こしはこちら。

 

www.ogorare-voicy.net

第2部の文字起こしはこちら。

 

www.ogorare-voicy.net

 

登場人物:プロ奢ラレヤー(以下:プ)
     世界的パフォーマー
    :謳歌さん(以下:謳

 

 

プ:何か、いろいろ難しい話しちゃったんです
  けど。

謳:まあちょっとね。

プ:何かちょっと、堅苦しい話しちゃったんです
  けど。

  何か、結構、海外いっぱい行っている
  じゃないですか?

謳:そうですね。

プ:何か、面白い話あるんでしょ?どうせ

謳:あははは。面白い話ね~。
  結構あるね。まあ、一番鉄板なのは、
  
  やっぱ、アフリカがね。アフリカ大陸の
  凄い上の方の、北の方の、アルジェリア

  っていう、国なんですけど。

プ:ああ、アルジェリア

謳:そこ何か、色々全てがもう、カルチャー
  ショック過ぎて、何か。

プ:へぇ。

謳:クルマのナンバープレート手書きだし。

プ:なるほどね(笑)

謳:何だろうな。
  何かもう、エレベーター乗ったら、
 
  壁が無いし。

プ:あははは、なるほどね

謳:そう、だから、手をつけば、
  その壁が、もう動いている所に、

  直接触れるみたいな。
  感じだったんだよね。

プ:はいはいはいはい。

謳:色々ね、まあ、ちょっと。
  あれだったんだけど。

  どれかなぁ。う~ん、何か。
  護衛が付いてて、一応何か、
  
  国家の非常事態宣言が出されたこともある
  国で。

プ:はいはいはいはい

謳:テロリストとか、普通にいて。

プ:なるほどね、急に何か、治安が
  悪化するみたいな。

謳:それで、何か軍の護衛が付いてたんですよ。
  
プ:ああ、何かよく聞く奴だ。

謳:軍の護衛が、ちゃんと自分たちに
  付いてたんだけど。

プ:アーティストにね。

謳:そう、アーティストに、付いてたんだけど。
  何かあの、え~っとね。

  あの、まずツアー公演で色んな都市を行く
  公演だったんだけど。

  何か、行く先々で、もう何か。
  公演が中止になって。

プ:あはははは

謳:色々、ずさん過ぎて。
  いや、テロとかじゃなくって、
  
  何か、普通にベナンとか行ったらさ
  何か、「昨日の雨で、シアターの屋根が
  
  倒壊して公演が中止になりました」とか
  そういうレベルだったから。

プ:あははは、はいはい、はいはい。
  トラブル続きだったわけね。

謳:そう、何かね。最初の、首都での公演は
  めちゃくちゃ良い劇場で、

  そこは、良かったんだけど。
  後は、行く先々散々で。

プ:はいはい

謳:で、結局もう、ツアー最終地に行く、
  行ってもまあ中止になっちゃったんで

プ:うんうん

謳:早く、戻ろうってなって。
  
プ:はいはい

謳:で、何かちょっと遠い所から、
  首都まで、バス、バスじゃない。

  何かチャーターみたいなやつ。

プ:うん、あるね。

謳:で、何か5時間くらいあれば、
  着くでしょみたいな事を言われて。

  乗ったら、16時間掛かって。

プ:はいはい

謳:アフリカって、暑いイメージあると思う
  んだけど。夜の、山岳地帯みたいな
  
  ところで、めちゃくちゃ寒くて。

プ:ああ、そうなんだ。

謳:そう、何かもう、真夜中。
  ホント、もう夜行バスみたいな。

プ:はいはい、はいはい

謳:で、何か、しかも、何か。
  車内は、何か。アラビア語の、何か

  不愉快な音楽が。

プ:うんうん、うんうん。

謳:爆音で、16時間でノンストップで
  掛かってて、めちゃくちゃ、寒くて。

プ:うんうん、うんうん。地獄だね。

謳:地獄。で、何かトイレ休憩ですって、
  言われて降りたら、何にも無い、

  荒野みたいな。

プ:ああ、そこで、しろみたいな。

謳:そうそう、そうそう。
  ホントに、ホントに、草も生えていない。

プ:はいはい、はいはい

謳:何にもない、荒野。

プ:あはははは。

謳:あるんだ、こういう場所みたいな。

プ:はいはい、はいはい

謳:ドラゴンボールでしか、見たこと無い
  ような。

プ:はいはい、はいはい

謳:で、そんで真夜中バスっていうか、
  その、車内でもう何か、出演者が、

  本当に死にそうになってて。

プ:うん、うん。寒すぎてね

謳:これ、ヤバい。本当にヤバいと。
  で、何か、ヤバいってなって。

  その、軍隊の人が、何か当然、
  もうとっくに営業時間閉まっている

  個人商店みたいな所を。

プ:はいはい

謳:何か、ライフル持って、バンバンバンッ
  って襲撃して。

プ:おおぉ~。襲撃したの?

謳:襲撃した(笑)
  
プ:凄いこと言ってるね。
  
謳:襲撃っていうか、まあ、バンバンバンッ
  ってシャッター夜中の3時くらいに。

プ:開けてくれと

謳:そしたら、何か今すぐスープを
  出しなさいみたいな。
  
プ:はいはいはいはい

謳:何か、軍服でライフル持ったおっさん達、
  数名が、個人商店、何か小っちゃい
  
  個人みたいなところで。

プ:襲撃しているんだ?

謳:そう、襲撃して。

プ:金出せと。

謳:そうそうそう。
  そこに、無理やりスープとか、

  何かちょっと食べ物を作らせて、
  我々は、飢えをしのいだっていう。

プ:あははは、なるほどね。
  でも、16時間しんどいね。

謳:16時間しんどいね。死にそうだったね。
  まあ、実際何か、体調も、うん。

  結構、あれはヤバかった。

プ:はいはい、やっぱ、世界的に色んな所で、
  活動してたりすると、そういうのが、

  絶え間なく起きるもの?

謳:まあ、流石にね、そんなにヤバいのは、
  アフリカくらいだったんだけど。

プ:うんうんうんうん。

謳:アフリカ何か、エピソードの宝庫過ぎて。

プ:まあね。日本にいる人からすれば、
  そうだよね。

謳:あ、あとね。
  公用語はフランス語なんですよ。

プ:ああ~

謳:フランス語で。

プ:聞いたことある。

謳:自分は、フランス語は喋れない。
  英語は、喋れる。
  
プ:はいはい

謳:で、何か国の偉いみたいな人と、
  まあ、日本でいう都知事くらいの人と、

  会食する機会があって。

プ:はいはい

謳:で、その人が、「この国は、どうですか?」
  みたいなのを、英語で言うから、

  まあ、自分としては、普通に、
  いやいや、皆さんね、観客の反応も、

  素直で、何たらで、良いですよ。
  って、事を英語で言ったわけ。

  そしたら、その偉い人が周りに、
  フランス語でペラペラ言い出して、

プ:うんうん

謳:あ、これはきっと自分が、
  言っている事、そのまま翻訳して
  
  くれているんだろうと、思って。
  俺が、唯一知っているフランス語の、

  Je suis d’accord.(ジュスイダコー)
  :同意しますという意味。

  が、その通り!みたいな。
  本当に、それだよみたいな。

  そのフレーズだけを覚えていたから、
  「あ、今絶対、この俺が覚えた

  フランス語を、今、言う時だ」と思って。
  会食の中、ガパッて立ち上がって、

  思いっきり、その偉い人に、指差して、
  「Je suis d’accord.(ジュスイダコー)」

  って、本当にそれ!ってやったら、
  周りみんな、めっちゃ爆笑して。

  「お前、それ完全に言うタイミング
  ちゃうで」みたいな、こと言われて。

プ:あはははは

謳:何か、後から話聞いたら、
  「まあ彼は、一応お世辞で褒めてくれて
  
  いてくれているけど、我が国は、まだまだ
  治安が悪く」みたいな事を、

  言った瞬間に、結構、マジで国の偉い
  人が、言った瞬間に
  
  俺が、ガタンって、立ち上がって、
  「マジで、それ!」ってやっちゃった。

プ:気持ち的には、合ってたのね。

謳:そうそうそうそう(笑)

プ:本音では、合ってたのね。
  意図しない形ではあるけれども。

謳:最終的に、あの、出演料は、
  闇市場からもらうっていう。(笑)

プ:何なの、それ?どういうこと?

謳:え?何か、その、アルジェリアって国の、
  お金。

プ:うん

謳:その現地のお金で貰っても仕方無い
  じゃない?

  だから、ユーロとかに替えてもらって
  たんだけれども。

プ:ああ、うん

謳:でも、その国の規制とかで、
  何か、一定金額以上、いっぺんに
  
  替えれないみたいな感じで、

プ:ああ、はいはい

謳:その、アルジェリアの何か、良く分かんない
  通貨しかありませんみたいな事、言われて。

プ:うんうん

謳:でも、俺明日フライトだけど?みたいな。
  どうすんの?みたいになって。

プ:うんうん

謳:「いや、大丈夫、大丈夫。
  俺、ちょっと明日パッとさ、

  あの闇市行ってくるから。」って言われて。
  
プ:ああ、なるほどね。

謳:ちょっとコンビニ行ってくるわみたいな
  ノリで。

  ちょっと、闇市場行ってくるわって、
  言われて。(笑)

プ:誰が言ったんですか?それは。

謳:それは、そのコーディネートしている
 
プ:ああ、そうなんだ。
  まともな人じゃないんだ。

謳:「ちょっと、パッと闇市行ってくるわ」
  って。

プ:ドン・キホーテみたいな。(笑)

謳:そうそうそうそう(笑)
  何か、銀行だと、その何か正式な

  手続きとかの関係で、何か出来ない
  らしくて

プ:暗黙の了解なのね。闇市とはいえね。

謳:まあ、たぶんそうなんじゃないかな。

プ:日本でいう、西成区みたいな感じで。

謳:あはははは。

プ:まあ、まあしょうがないっしょって
  みたいな。

謳:そんな感じ、たぶん。

プ:なるほどね、そこでじゃあ、闇市で、
  それを、換金した。

謳:そう。報酬を換金して。
  まあ、ユーロで貰ったみたいな。

プ:で、ユーロを報酬として持って帰って、
  次に行ったと。

謳:そうですね。

プ:そう言う事が、行われているんだね。

謳:結構、これはね、そのアルジェリア
  ピンポイントで。話しましたけど、
  
プ:アルジェリア、オンリーだもんね。

謳:そう、それが22か国分。

プ:結構、色んな所行っているもんね。

謳:こんな、面白エピソードあるのはね、
  やっぱ、アフリカくらいっていう。

  途上国っていう意味で。

プ:はいはいはいはい。
  闇市、結構パワーあるね。(笑)
  


第4部に続きます。

 

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